加山又造展
2009年 03月 03日
加山又造は現代の日本画に多大な影響を与えた人物、のようですが、作品を観るのは今回が初めて(のはず)。
10年ぶりの大回顧展ということで、常に新しいことに挑戦し続けた創作の軌跡がわかる展覧会となっています。
動物を描いた作品を集めた第1章の「動物たち、あるいは生きる悲しみ—様式化の試み」がとくに面白かったです。
キュビズム的な手法で、シマウマが水を飲む一連の動作を描いた「月と縞馬」。西洋絵画の手法をとりいれた大胆な表現方法。
動物好きなもので、第4章のシャム猫も好き。ふわふわな毛に鋭い爪、大きなブルーの瞳。
動物以外だと黒のレースをまとった裸婦「黒い薔薇の裸婦 」が印象的でした。平面的な日本画の描写で、モダンな顔立ちの女性をエロティックなまでにリアルに描いていて、今までにない美人画。
展覧会はいつも会期ギリギリに行くもので、東京での会期はもう終わってしまいました。次は高松に巡回するそうです。
10年ぶりの大回顧展ということで、常に新しいことに挑戦し続けた創作の軌跡がわかる展覧会となっています。
動物を描いた作品を集めた第1章の「動物たち、あるいは生きる悲しみ—様式化の試み」がとくに面白かったです。
動物好きなもので、第4章のシャム猫も好き。ふわふわな毛に鋭い爪、大きなブルーの瞳。
展覧会はいつも会期ギリギリに行くもので、東京での会期はもう終わってしまいました。次は高松に巡回するそうです。
by MameBean
| 2009-03-03 02:36
| ちょっとブレイク