図書館で借りた本の読書記録です 基本的にミステリ好き


by MameBean
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タグ:映画化・ドラマ化 ( 30 ) タグの人気記事

乙一「失踪HOLIDAY」

乙一の「失踪HOLIDAY」がドラマ化されるようです。
失踪HOLIDAY

読んだのがだいぶ前なのでちょっと記憶が曖昧ですが、白乙一だったはず。でも切ないというよりコミカルだったような。ラストはミステリっぽい感じ、で合ってるのかな?


乙一と言えば、これまで『手を握る泥棒の物語』『ZOO』『暗いところで待ち合わせ』が映画化されていて、今年『きみにしか聞こえない』の映画も公開予定と、映像化が続いています。
こうして見ると角川スニーカー文庫での作品の映像化が多いですね。切なく、ファンタジー系の白乙一。映像化しやすいんでしょうかね〜。

映像化の話題もうれしいんですけど、最近単行本を出していないのでそろそろだしてくれないかな‥‥。
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by MameBean | 2007-01-31 11:45 | ちょっとブレイク

県庁の星

県庁の星
(桂 望実 / 小学館)

* * * * * * * *

野村聡は順調に出世階段を上ってきたエリート県庁職員。
民間人事交流研修と称して派遣された研修先は、スーパーマーケット。
しかも指導役はパートのおばさん‥‥。


ことあるごとにマニュアルを求め、自分のキャリアへのプライドが高い野村に、最初はなかなか感情移入できなかった。パート・二宮さんがいろいろと与えてくれるヒントさえ気づかないし。こんな人本当にいるのか?と思いながらも、最近の市町村の談合とか不祥事のニュースを見ていると、これが実態なのかもしれないと思えてきた。
『お役所』を誇張したキャラクタが、彼。野村への反感は『お役所』仕事への私の不信感の現れなのかもしれない。

このお役人・野村の仕事への意識が変わっていくところにこの小説のカタルシスがあると思うんだけど、きっかけとなる出来事が思い出せない‥‥。意外とささいな出来事だったような気がします。エンターテイメントと銘打っているわりに、大きな盛り上がりがなく終わってしまったという印象。横山秀雄の警察内部を詳細に描いたのとかを読んでいると、この小説での市役所やスーパーの描写に物足りなさを感じてしまう。やっぱり実体験というか実際に見聞きして描かれたのとはリアリティが違いますね。
頭を使わず軽ーく読め、読後感が悪くない、という意味ではエンターテイメントなのかもしれないけど。

でもストーリー的に映画化がしやすいなーという感じがする。映画では野村=織田裕二、二宮=柴咲コウらしいので、私の頭の中で二人に置き換えて映像化されていました。(おばさん二宮が柴咲コウというのはかなり無理がありましたが^^;)
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by MameBean | 2006-12-21 13:45 |     ─小説・エッセイ

のだめカンタービレ

今週の月曜からドラマがはじまりました、のだめカンタービレ

コミックスで読んでいる私は1巻を見つつ、ドラマを観ました。

『カクレカラクリ』はドラマでは、原作はエッセンス程度の原案に近いものだったのに対して、のだめのドラマはほぼ忠実に再現されていました。のだめの服装や部屋から発掘されたとぐろを巻くシチューまで! マングースやプリごろ太まで作った模様です。
違っていたのは、ミルヒーの登場が早かったのと、のだめがシャンプーしない日数くらい。

漫画のドラマ化と言うより実写化と言っていいものにできあがっています。

原作がすごく売れている漫画だけに、ドラマを観てがっかりしないように、漫画の世界を尊重したのでしょう。

来週もコミックスを片手に観ます!
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by MameBean | 2006-10-18 10:10 | ちょっとブレイク

カクレカラクリ

カクレカラクリ—An Automation in Long Sleep
(森 博嗣 / メディアファクトリー)


 * * * * * * * *

廃虚マニアの郡司朋成と栗城洋輔は、大学の同級生の真知花梨に招かれて彼女の故郷・鈴鳴村にやって来た。その村には120年前に天才絡繰り師が作った絡繰りがあるという伝説がある。
その絡繰りが動き出すのは120年後にあたる今年。絡繰りは見つかるのか‥‥。


内容はミステリというより、宝探しという冒険。暗号は出てくるけど、そんなに難しいものではありません。
みんなで謎を解くべく考えを出し合い、それが連想ゲームのように広がっていく。謎が解けるまでの時間って、何とも楽しい時間ですよね。
しかも森氏のお得意の分野というか、趣味が盛りだくさんという感じ。

理系な登場人物たちのウィットに富んだ会話も、森作品ならではですね。『薪の供養』‥‥ふふふ(笑) ただ、文系の私には『丸四角三角』がイメージできませんでした><

シリーズものではないせいか、分量も森氏の作品にしては少なく、全体的にライトな感じ。登場人物が大学生の割にはVシリーズのれんちゃんや紫子さんに比べると幼い印象が。
はじめての森ミステリを読む人にはいいかもしれないけど、私はちょっと物足りないかな‥‥。


この作品はコカ・コーラ誕生120周年記念のタイアップ作品で、9月にテレビでドラマが放送されました。

ドラマの方を先に観たので、あまりの違いに驚いています。
名前もキャラクタも違うし、そもそも絡繰りが違う。ドラマでは弓を射る絡繰り人形になっていました。映像化を前提に小説は書かれたようですが、実現が難しかったたのでしょうか。しかもドラマでは120年のカウント方法とかどうしたんだっけ‥‥?


磯貝先生がなかなかいいキャラクタで、しかも重要な役割なのにドラマではあまり登場しなかったのが残念です。

2通りのカクレカラクリがあるととらえればいいのでしょう。どちらが好きかは好みの問題。ドラマは制作が大好きな堤幸彦監督のいるオフィスクレッシェンドだったので、映像とか細かい演出とか私は好きでした。
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by MameBean | 2006-10-17 10:15 | 借りた本─ミステリ

間宮兄弟

間宮兄弟
(江國 香織 / 小学館)

* * * * * * * *

2人で暮らしている、共に30歳をこえた間宮兄弟。
昔から変わらぬ生活を送っていて楽しいけど、女性にもてない‥‥。

映画のポスターを見たことがあるので、読んでいると『明信=佐々木蔵之介、徹信=ドランクドラゴンの塚地』に脳内変換されています。でもって映画版は観ていないけどすんなりハマる。佐々木蔵之介さんは別にキモくはないけどね。細いウエストにベルトをキュっとしている姿が想像できる。

物語の中で描かれているのは、特別な出来事が起こるわけでもない日常。
カレーパーティーや花火など、日常に含まれてしまうくらいささやかな出来事しか起こりません。でも間宮兄弟にとっては特別な出来事。だって女の子に声をかけることができないのだから。

人畜無害、恋愛範疇外‥‥、そんな人間関係をかき乱したり、人に影響を与えたりすることのない二人だけど、本人も間宮兄弟自身も知らぬうちにじんわりと染み入んでいく。

物語の始まりが夏だったせいか、夏のイメージ。実家に帰って物置きで昔遊んだおもちゃを見つけたような、そんな夏。

なつかしい、センチメンタルなイメージ。そんな中、兄弟の傷つけられた過去がリアルに感じます。女の子に拒絶された過去、そしてそれを今でも引きずっている二人。一生消えることのない記憶なんでしょうね。
でも、兄弟の『性』の部分をもっと描いてほしかった。よりリアルな『イタイ』部分がほしかった。
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by MameBean | 2006-08-03 14:26 |     ─小説・エッセイ

オペラ座の怪人

オペラ座の怪人 通常版
/ メディアファクトリー)

 # # # # #

宅配DVDレンタルサービスのTSUTAYA DISCASを利用しています。
借りたDVDなどを忘れない程度にメモしていきます。


オペラ座に住むファントムは歌手の卵、クリスティーヌに恋をするが、彼女の前に幼馴染みの子爵が現れクリスティーヌの心は動いていく‥‥


原作は読んでいないけど、私の中では「オペラ座の怪人」はミステリという認識だったんですが‥‥
人が死ぬのは1人だけ、ほとんどが歌のミュージカル。
私の期待するところが違っていたのかもしれないけど、ちょっと冗長に感じた。

実際のパリのオペラ座(オペラ・ガルニエ)の地下を私の相方が見たことがあるんだけど、迷路のように入り組んでいて、本当にファントムが住みついていてもおかしくないような恐ろしい雰囲気だったそう。
この映画では舞台や衣装は豪華ですばらしかったけど、そういった暗く恐ろしい部分がなかったのが残念。

と言いつつ、今月劇団四季のオペラ座の怪人を観に行きます。
どのような舞台になるのか違いを楽しんできたいと思います。

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ーー追記ーー
←ほんもののオペラ・ガルニエ
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by MameBean | 2006-05-15 10:51 | 映画・DVD

チョコレート工場の秘密

チョコレート工場の秘密
(ロアルド・ダール 田村 隆一 J.シンデルマン Roald Dahl / 評論社)

 * * * * * * * *


貧しくとも家族仲良く暮らすチャーリー少年が
長らく誰も入ったことのない世界一のチョコレート工場へ招待されるお話。


大人が読んでも面白い児童書もある、というのは最近の常識にもなっていますね。
この本は‘ 大きなお友だち ’である私が読んでもワクワクしました。

この本は以前観た映画、チャーリーとチョコレート工場の原作。
映画はティム・バートンが原作をアレンジして独自に造り出している世界観なのだと思っていました。
それが以外や原作に忠実。

クルミを割るリスなんてティム・バートンっぽいジョークだと思ってたのにな〜^^;
家族の仲の良さ、チャーリーの純粋な性格、チョコレート工場のドキドキワクワクの世界観がより描かれていました。

映画オリジナルなのは、ワンカさんとお父さんのエピソードとラスト。
それにウンパ・ルンパのビジュアル?
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by MameBean | 2006-04-20 17:04 |     ─小説・エッセイ
映画
チャーリーとチョコレート工場

 # # # # #

ナナメに傾くくらいおんぼろで貧しい家に家族7人で暮らすチャーリー。
彼の家の近くには世界一のチョコレート工場があるが、中には誰も入れない。
しかし、世界中でたった5人だけその工場に入ることを許可された。
チャーリーはチョコレート工場の中に入れるのか‥‥?



「シザーハンズ」や「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」のティム・バートンと
同じく「シザーハンズ」などさまざまな出演作のあるジョニー・デップの作品ということで
公開前から注目していました。


無人のチョコレート工場でチョコレートがパッケージされていく過程から、物語は始まります。
オープニングはディズニー映画風で、無機質ながらも夢があってわくわくします。
ティム・バートンはディズニー・スタジオでアニメーターを務めていたそうなので、その影響を感じます。

物語が進むにつれ、現在でも未来でも過去でもあるような、でも違うような
ティム・バートン独特の世界に引きずりこまれます。

暗い色彩の中にビビットな色という、ティム・バートン特有の色彩世界がそうさせるのでしょうか。
わたしはこのティム・バートン色使いが好きなんですよね。
衣装もキャラクタの個性が出ていて好きです。
工場の従業員ウンパ・ルンパの七変化も見どころです。


歌あり笑いあり、でもほろっと温かくなる上質のファンタジーです。
特に主人公チャーリーの純粋無垢さ、家族を思う気持ちの素直さに胸がきゅーんとなります。

チョコレート工場の秘密 ロアルド・ダールコレクション 2
原作ではこの世界がどう描かれているのか、ぜひ読んでみたいですね。
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by MameBean | 2005-10-26 14:13 | 映画・DVD

空中ブランコ

空中ブランコ
(奥田 英朗 / 文藝春秋)

 * * * * * * * *


空中ブランコで失敗するサーカス団員、先端恐怖症のヤクザ、1塁に送球できない3塁手‥‥
変わった人たちが訪れる精神科。
そこの医者も変わっていて‥‥

前にドラマで観ておもしろいなぁと思っていました。キャラクタが個性的で。
原作を読んでみたらもっと個性的でした。
常識知らずで患者たちを困らせる医師、伊良部がとくに。
患者たちは伊良部に振り回されるんだけれど、結果的に症状が克服されたり快方に向かったり。
どこまで計算してやっているのか、もしくは全くの無計画なのか‥‥
誰かしら少しは抱えている心の穴をちょっとおかしく描いていて、患者同様気持ちが楽になります。
私が当てはまるのは「義父のズラ」かな ^^;
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by MameBean | 2005-09-22 17:16 |     ─小説・エッセイ

六番目の小夜子

六番目の小夜子
(恩田 陸 / 新潮社)

 * * * * * * * *

高校に代々密かに伝わる奇妙なゲーム「小夜子」。6番目の小夜子は一体誰なのか?

ミステリというより、ホラーのようでもあり学園ものでもある。
自分も高校生時代に戻ったように、物語の中にひきこまれた。
サヨコに対する不安感が学校(とくに高校)生活での不安感とリンクしているような感じで懐かしくさえある。
いくつか「?」と思うところもある終わり方だけど、なんとなく爽やかな後味。
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by MameBean | 2005-08-23 15:07 | 借りた本─ミステリ