図書館で借りた本の読書記録です 基本的にミステリ好き


by MameBean
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

乙一「失踪HOLIDAY」

乙一の「失踪HOLIDAY」がドラマ化されるようです。
失踪HOLIDAY

読んだのがだいぶ前なのでちょっと記憶が曖昧ですが、白乙一だったはず。でも切ないというよりコミカルだったような。ラストはミステリっぽい感じ、で合ってるのかな?


乙一と言えば、これまで『手を握る泥棒の物語』『ZOO』『暗いところで待ち合わせ』が映画化されていて、今年『きみにしか聞こえない』の映画も公開予定と、映像化が続いています。
こうして見ると角川スニーカー文庫での作品の映像化が多いですね。切なく、ファンタジー系の白乙一。映像化しやすいんでしょうかね〜。

映像化の話題もうれしいんですけど、最近単行本を出していないのでそろそろだしてくれないかな‥‥。
[PR]
by MameBean | 2007-01-31 11:45 | ちょっとブレイク

七つの黒い夢

七つの黒い夢
(乙一 :恩田陸:北村薫:誉田哲也:西澤保彦:桜坂洋:岩井志麻子 / 新潮社)

 * * * * * * * *

「小説新潮』誌に掲載された作品を中心とした7編のダーク・ファンタジーのアンソロジー。


何でこのタイトルなんでしょうかね?
てっきりホラーだと思って借りました。「夢」がテーマなのかな?
「ダーク・ファンタジー」ということですが、別にダークでもありません。
どちらかというとほのぼのした印象。

似たテーマでも青に捧げる悪夢の方がテーマが伝わってきて出来がよいです。


1話が10分くらいでさらさらっと読めてしまうので、通勤中読むのにはいいのかな。でもすぐ読み終わっちゃうけど。


面白いなと思ったのは「桟敷がたり」(西澤保彦)と「10月はSPAMで満ちている」(桜坂洋)。どちらも特に事件は起こらないけどミステリっぽい謎解き。
「10月は‥‥」は登場人物が個性的でいい味出してます。この作者の他の作品を読んでみたいと思っただけでも、この本を借りてよかったと思うことにします。

でも夏ということでホラーが読みたいと思っていた私はかなり消化不良‥‥。

来月あたりホラー月間にしてみようかな。
[PR]
by MameBean | 2006-07-13 14:09 | 借りた本─ミステリ

銃とチョコレート

銃とチョコレート
(乙一 / 講談社)

* * * * * * * *

主人公リンツの住む国では怪盗ゴディバによる窃盗が多発している。
ゴディバに立ち向かう名探偵ロイズはみんなのヒーローだ。


びっくり館の殺人と同じく、ミステリーランドの本。

ヴィタメール、デメル、マルコリーニ、リシャール、ジャンポール、ディーンとデルーカ‥‥
ネーミングにクスリと笑ってしまいます。ここまで徹底的につけるなんて天晴れ!

怪盗、名探偵、宝の地図という子どもたちがワクワクしそうなモチーフ。
お決まりのストーリーを想像していたら‥‥“黒”乙一、入ってます。

主人公の家が貧しい・チョコレートが好き、ということで「チャーリーとチョコレート工場」をイメージしますが、本作の主人公の置かれている状況の方が暗く深い。
残虐でねちっこい描写は“黒”乙一ならでは。

安易にカタルシスを求めるのは禁物です。

自分の信じていることは必ずしも真実ではない、という教えを含んだビターな1冊。
[PR]
by MameBean | 2006-06-26 11:57 | 借りた本─ミステリ