図書館で借りた本の読書記録です 基本的にミステリ好き


by MameBean
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探偵伯爵と僕

探偵伯爵と僕
(森 博嗣 / / 講談社)

* * * * * * * *

小学生の新太は、夏休みに出会ったアールと名のる探偵伯爵と友達になった。
新太の親友ハリィ、さらにガマが行方不明になり、伯爵とともに犯人に挑む。

ミステリーランド配本ということで、ジュブナイルの探偵小説のような雰囲気。
現場に残されたトランプの謎に、名前の共通点。
そして新太にも迫る犯人の手‥‥。
ワクワク、ハラハラ、ドキドキ。懐かしい、純粋な気持ちで読めました。

伯爵と新太の会話に森氏らしい感じが出てますね。
殺していいものといけないものとの違いは何なのか?

“どうして人を殺してはいけないのか?”というのは森ミステリによく出てくる命題ですよね。
伯爵は新太に“これはこうなんだ”と決めつけるような教え方はせずに、“これにはこういった側面もある”という言い方をします。教えるのではなくて考えさせる。だから、小学生でありながら新太は自分なりに考えます。

ミステリでありながら、こういった命題についても考えるきっかけを与えてくれているんですね。


それにしても、最後の方まで犯人について主人公と同じことを考えていました。だってミステリーランドだし。乙一の『銃とチョコレート』なんかもあるし。疑ってごめん‥‥(笑)

でも最後の手紙でドカン!と来ました。
んんん、どういうこと‥‥? アレが違うとはどういうこと‥‥?

いまいち私には理解できなかったのですが、いろいろな方のレビューを読んでやっと分かりました。
は〜、理解力ななさ過ぎですね、私。
かなり生々しい事件っだったようですね。ガラリと印象が変わりました。
う〜ん、森ミステリでこう来るとは‥‥。

 まず、子供たちに大人は偉いと見せかけている、
 これはなかなか大掛かりなトリックだ。

大人なんて全然偉くもなく、たいしたことないんですよね。
だって大人の方が過ちを犯すことが多いのだから。
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by mamebean | 2007-06-29 18:32 | 借りた本─ミステリ