・沢木耕太郎「マリーとメアリー」
・伊坂幸太郎「合コンの話」
・近藤史恵「レミング」
・有川浩「ヒトモドキ」
・米澤穂信「リカーシブル」
・佐藤友哉「444のイッペン」
・本田孝好「日曜日のヤドカリ」
前作に引き続き、看板に偽りなし。
メンバーは前作の執筆陣とほとんど同じですね。道尾氏→沢木氏の違いだけ。
前作の続編的なストーリーの人もいれば、全く違うストーリーの人も。このへんのアプローチの仕方の違いも人それぞれですね。
特に面白かったものをいくつか。
「合コンの話」は合コンの日に起った出来事を描いたもの。物騒な首折り事件を絡ませつつ、そういうラスト!?という意外性。
「レミング」はまたしてもサクリファイス外伝的な物語。この方にはもうテッパンですね。エースになった石尾を描いたもの。
「ヒトモドキ」はありそうなトラブルが題材だけど、まるで自分の身に起っているかのようなリアリティ。その執念、怖ッ!
「444のイッペン」前回の続編。主人公・土江田の謎の過去が少し分かってきました。ミステリ小説の主人公らしからぬ土江田、探偵役らしからぬ赤井のキャラクタが結構好きです。
第3弾も出てるみたいで、執筆者にさだまさしとか、またしても気になる予感!
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by MameBean
| 2010-04-23 18:48
| 借りた本─ミステリ