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図書館で借りた本の読書記録です 基本的にミステリ好き


by MameBean
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オルセー美術館展2010「ポスト印象派」_e0030112_1743214.jpg会期終了が近くなっていたので、急いで行ってきました。


パリのオルセー美術館が2009年11月〜2011年3月まで改修中のため実現した展覧会。
過去最大規模の貸し出しとなっていて、今後このような大規模な貸出しはもうないだろうとのこと。

週末は行列必死ですが、金曜の閉館間近ならそんなに混雑してませんでした。
金・土曜は20時まで開館してます。


オルセーでどれも観たはずなのに記憶にないものがたくさん。
滞在時間が1時間しかなかったので、モネとゴッホ、ゴーギャン、セザンヌの有名どころをさらっと観てきました。

またパリに行きたくなっちゃいました。
# by MameBean | 2010-08-02 18:28 | ちょっとブレイク

まいにち食べたい“ごはんのような”クッキーとビスケットの本

なかしま しほ / 主婦と生活社


バターも生クリームも使わないクッキーやビスケットのレシピ。

油脂は菜種油。しかもごく少量。
甘みもメープルシロップ少量。

材料を見る限りサクッホロッのクッキーではないでしょう。
甘さ控えめでザクザクした食感の固めのクッキーなんだろうな。

その分、レーズン入れたりチョコチップ入れたりしてアレンジがききそう。
だから毎日のおやつにピッタリなのでしょう。

さいきんの猛暑だとオーブンを使うのは無理なので、もうちょっと涼しくなったら作ってみようかなー。
# by MameBean | 2010-07-29 18:03 | ─料理・生活

エデン

エデン

近藤 史恵 / 新潮社


白石誓は、フランスのチーム、バート・ピカルディに唯一の日本人選手として在籍している。
チームに入って半年、スポンサーが撤退を決め、チームは存続の危機に立たされる。

読んだのがだいぶ前なので、記憶がうっすらですが‥‥。


前作のサクリファイスより3年が経っています。
誓はスペインのチームを経て、フランスのチームに在籍してます。

そんな誓に突如突きつけられた、スポンサーの撤退という現実。
それによって徐々にチーム内に不協和音が鳴り響く。

story sellerでは赤城さんが主人公だったから、白石誓目線というのがしばらく慣れませんでした。
1作目からの期間が空いたので、誓がどんな人物だったか忘れちゃいましたね。
前作での出来事もかなり忘れ気味。また読み直さないと。

今作では、レースは個人ではなくチームでの戦いだということがより分かりました。
だから敵チームであっても利害が一致すれば協定を結ぶ。
レース中の選手の一瞬の判断でそれらが行われるんです。

プロトン全体を把握できないと優勝できない、そんなスポーツなんですね。

今回はスポンサーの問題と薬物問題というスポーツの影の部分を描いています。
誓はそれらを乗り越えられるのか?というのが見所です。
# by MameBean | 2010-07-21 18:40 | 借りた本─ミステリ

ドラマ・もやしもん

お久しぶりです。

体調不良で本も読めず、ドラマも見れず、
気がついたらエキサイトの記事内に広告が表示されるようになってました。

ドラマの新クールが始まってますねー。
「うぬぼれ刑事」 と「ジョーカー 許されざる捜査官」は録画済み、あと「警視庁継続捜査班」も予約する予定。
そろそろHDDの空き容量がヤバいな‥‥。

いちばん楽しみにしてたのが、ドラマ版もやしもん。
これの初回は観ましたー。

「ノイタミナ」枠初の実写ドラマです。
実写と言ってもCG多用してますが。

キャスティングがいいですねー。
漫画の雰囲気を壊さず、な感じ。菌たちもCGでかわいくなってます。

まだあまり登場人物出てこないけど、笑い飯とバッファロー吾郎が‥‥!。
美里先輩って原作でも笑い飯の西田さんに似てますよねー。
あと加藤夏希のボンテージとか見所! 眼福、眼福。
# by MameBean | 2010-07-15 18:18 | ちょっとブレイク

蝦蟇倉市事件

蝦蟇倉市事件1 (ミステリ・フロンティア)

道尾 秀介 / 東京創元社


架空の都市〈蝦蟇倉(がまくら)市〉を舞台に、5人の作家が描くアンソロジー。

■道尾秀介「弓投げの崖を見てはいけない」
安見邦夫は弓投げの崖でRV車に追突される。RV車に乗っていた若者の一人が同じ場所で殺害される‥‥。

■伊坂幸太郎「浜田青年ホントスカ」
家出した浜田青年は、スーパーの駐車場で「相談屋」をする男の助手をすることに‥‥。

■大山誠一郎「不可能犯罪係自身の事件」
蝦蟇倉警察署捜査一課に設置された「不可能犯罪係」。担当する真知博士が容疑者に‥‥。

■福田栄一「大黒天」

大学生の照之の祖母は和菓子屋を営んでいる。そのお店にある木彫りの大黒様は盗難品だと主張する男が現れ‥‥。

■伯方雪日「Gカップ・フェイント」
蝦蟇倉市長・近藤康司が開催企画した格闘技の「Gカップ」。
近藤の友人が10トンもの大仏の下敷きにされて死亡していた‥‥。

一つのテーマで編纂されたアンソロジーはよくありますが、一つの街を舞台に複数の作家が物語を書くというのは珍しいですね。しかもその街では年間15件もの不可能犯罪がおこるという。

最初の道尾氏からガツンときました!トップバッターということで、蝦蟇倉市のアウトラインを描く役割があるのに、このクオリティ。
ブツッと謎を残して終わるラストとか、好きです。
続いての伊坂氏も余韻を残した終わり方をしていて面白かったです。


リレー小説のように登場人物や出てくる場所が各作品でリンクしていて、全員で蝦蟇倉市という街を作り上げています。
第2弾も出ているので、さらに蝦蟇倉市ができ上がっていきますね。気になる宗教団体も、今後の物語に絡んできそうな予感。
# by MameBean | 2010-06-18 17:56 | 借りた本─ミステリ