図書館で借りた本の読書記録です 基本的にミステリ好き


by MameBean
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ベベ・ベネット、秘密諜報員になりきる (創元推理文庫)

ローズマリー・マーティン / 東京創元社

ブラッドリーの元、老舗トイショップで働くベベ・ベネット。お店でピエロとして働くキンカーが殺され、第1発見者のベネットは容疑者に。

読んでみたかったベベ・ベネットシリーズ第3弾。
献本いただきました。
が、本作がシリーズ最終みたいですね、残念。

1作目はベネットの友人が容疑者に、2作目はブラッドリー、そして本作ではベベが容疑者に。ベベは身近で事件がおこりやすく、さらに首を突っ込みやすい体質のようです。

ブラッドリーとはベベがが想いを寄せる男性で、かつ上司。

彼との関係は前作でかなりいいところまで行ったようですが、その後ちょっと他人行儀な関係に戻ってしまったらしい。
思い違いや行き違いがあって、なかなか素直にブラッドリーに想いを伝えられず誤解もあったりして、一歩進んではまた戻るようなふたりの関係にやきもきしたり。
でもこのシリーズはミステリというよりもベベの恋模様がメインみたいですね。

ベラッドリーへの恋の悩みや、メイク、ファッションなどガールズトークが満載。マスカラが落ちないようにとか、グロスに張り付いた髪を気にしたりとか、かなり描写が細かいです。物語の設定が60年代なのでその時代のファッションやカルチャーが今読んでも古ぼけてなくてキュート。サイハイブーツにミニのワンピース、可愛いなー。

ゴーゴーブーツを履いて事件関係者に聞き込みして回ったり、犯人の家に忍び込んだり、とイメージは007。こういうごっこ遊びが好きなのも、女の子ならではですね。

※この本は「本が好き!」経由で献本いただきました。

ベベ・ベネット、秘密諜報員になりきる
  • ローズマリー・マーティン
  • 東京創元社
  • 1260円
Amazonで購入
書評

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by MameBean | 2010-05-24 18:27 | 借りた本─ミステリ

製鉄天使

製鉄天使

桜庭 一樹 / 東京創元社


鉄を味方につけ、レディース〈製鉄天使〉を結成し、中国地方にその名を轟かせた伝説の女、赤緑豆小豆。

小豆の中学入学直前から始まる本作。名前こそ違うけど、中国地方の製鉄所と不良少女、不思議な能力というキーワードで赤朽葉家の外伝的な作品だとピンときます。

桜庭氏のインタビューで「花のあすか組!」をイメージして書いたようなことを読みましたが、まさにあすか組の世界。
あぁ、私も読んでましたよ‥‥。おシャンだとかマスコットだとかなつかしい。武器商人みたいな人もいるし。
本作、そんなノベライズのような世界観で、言葉も台詞じみているし、ちょっと感情移入はしにくい。小豆の鉄を操る特殊な能力とか、ハイウェイダンサーの牛糞で文字を書く(笑)特技とかも。
でもあすか組好きだったのでこういうの嫌いじゃないです。読む人によって好みは分かれそうですけどねー。

少女から、大人へ。たった数年の物語だけど、ぎゅっと詰まった濃い時間。
こういう一代記みたいなのを描くのが上手いのが桜庭氏。

幕間に挟まれる物語の謎の語り手。
正体が誰なのか、どうしてそんな状況になったのか。最後に分かった時はなるほど!と思ったと同時に、笑っちゃいました。
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by MameBean | 2010-05-14 18:35 |     ─小説・エッセイ

軍艦島 上陸

ひと足早くとったGWで九州行ってきました。
メインイベントは軍艦島!

e0030112_1613516.jpg軍艦島に観光客が上陸・見学できるようになってちょうど1年。
一年のうち1/3は波の影響で上陸できないというのに、ばっちり上陸できました。

見学できるのは島の南西、炭坑のあったあたりのごく一部。
現在も少しずつ崩れてきているので、建物の中に入ることはできません。

台風の影響を受けやすい東側には炭坑で働く人たちの住居。西側には炭坑。そして高台には幹部職員の住居。炭坑を守るのを最優先に考えられた配置。

遠ざかっていく船から見ると、ほんとに軍艦が海に浮かんでいるみたい。

ほんの数十年前にはここにものすごいたくさんの人が住んでいたんですよねー。
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by MameBean | 2010-05-14 18:17 | ちょっとブレイク