図書館で借りた本の読書記録です 基本的にミステリ好き


by MameBean
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30

<   2009年 09月 ( 8 )   > この月の画像一覧

野崎洋光の「お弁当の方程式」 (edu book)

野崎 洋光 / 小学館


「6つの方程式」をマスターするだけで、68の料理が、だれでも自由自在に作れます。

日本料理店「分とく山」の料理長が教える、「6つの方程式」。

和食に限らず私の料理の味付けは目分量なので、いつもなかなか味が決まらず調味料を足しては味見をして、気がつけば煮汁がタップリ‥‥。
ここに登場するのは玉子焼き、漬け焼き、照り焼き、きんぴら、揚げ物、炒め煮の6種のそれぞれのかんたんな方程式。これをおぼえれば、もう和食は怖いものなし。数学は苦手なんですが、この方程式は覚えておこうと思います。
さっそく玉子焼きの方程式を使ってみましたら、ちょっと甘めですがびしっと味が決まりいつもより格段においしくできました。タイトルに「お弁当」とついていますが、お弁当だけでなくふだんの食事にも活用できる魔法の方程式。
[PR]
by MameBean | 2009-09-28 18:28 |     ─料理・生活

アンコールワット

e0030112_1622243.jpgアンコール遺跡群の1DAYパス。顔写真入りです。

タプロム、タケウ、アンコールトム、アンコールワットをバイクタクシーのトゥクトゥクで回ってもらい、ラストは小高い丘にたつプノンバケンでアンコールワットに沈む夕日を眺めて遺跡見学の終了。
こう書くとあんまり行ってないようですが、どれも規模が大きいから一つを見て回るのに1〜2時間かかるのです。これらを回るのに朝から夕方まで丸一日かかってます。しかも日差しが強いからまめに日陰で休息しないと熱中症になりそうなほど‥‥。
ツアーバスで回っている人は冷暖房完備の車内で休憩できるからいいんでしょうけどねー。こちらはエアコンも窓もないトゥクトゥクでしたから。でもトゥクトゥク楽しー。車のガラス越しに見るのとはきっと違う楽しさだと思います。
[PR]
by MameBean | 2009-09-26 16:21 | ちょっとブレイク

行ってきます

しばらくお休みします。

フォー食べたりバインセオ食べたりチェー食べたりベトナムコーヒー飲んだりしてきたいと思います。

少しフライングですが、みなさまよい週末を。
[PR]
by MameBean | 2009-09-17 18:50 | ちょっとブレイク

秋期限定栗きんとん事件 下 (創元推理文庫)

米澤 穂信 / 東京創元社


新聞部は放火犯を捕まえられるのか‥‥。放火犯はいったい誰なのか‥‥。

米澤氏と私は同郷なので「栗きんとん」と聞いて思い浮かべるお菓子は同じだと思います。おせちに入っている栗の甘露煮のじゃなくて、裏ごしした栗に砂糖を加えて茶巾絞りにしたもの。岐阜の中津川あたりの銘菓で、私も大好物。

本書のタイトルにもある「栗きんとん」はまさにそれで、甘い砂糖の蜜に何度もくぐらせて栗を甘くするマロングラッセとの違いが、小市民になりたくてもなりきれない小鳩くんと小佐内さんのことを上手く表わしているなーと思います。

上巻からの放火事件を通して、いったんは解消された小鳩くんと小佐内さんの互恵関係はぐるっと戻って落ち着いた感じ。しかし小鳩くんにはちょっと変化があったように感じます。小佐内さんは‥‥やっぱり狼ですね。
シリーズとして終盤というか最終章にさしかかってきているような雰囲気を感じました。次の冬季限定で終わっちゃうのかなー、と思うと寂しい。でも高校生活もあと半年ですからね。

それにしても上下巻と読んで思うのは、私はやっぱり堂島くんがいいなーということ。全く裏表がなく、自分の利益・不利益を考えずにまず行動するストレートさ。小市民を目指す小鳩くんからすれば不器用な生き方かもしれないけど、世の中みんな小市民じゃつまらないでしょ。

 なあ常悟郎。俺は思うんだが、
 お前は結局、小市民じゃないんだよ
[PR]
by MameBean | 2009-09-16 18:09 | 借りた本─ミステリ
1、2章は原作を忠実に再現していたのに対して、3章はオリジナルな展開が多かったです。

そして原作とは違うラスト、ともだちの正体は‥‥ずいぶん分かりやすくしたなーという印象。
原作読んだときは1回じゃ理解しきれなくて何回も読みましたからねぇ。
映画というコンテンツにするにはこういうラストもありなのかと思います。
ただ、ラストでいろんな悪役がいい役になるのがちょっと都合のいい感じもしたり。


e0030112_16232347.jpg矢吹ジョーの正体があっさり分かっちゃうのが映像化の難しいところかなーと思ったり。
原作じゃこの人はもしや‥‥でだいぶ引っぱりましたからね。
ともだちの正体も体型でなんとなく‥‥ね。
[PR]
by MameBean | 2009-09-13 21:29 | 映画・DVD

恋文の技術

恋文の技術

森見 登美彦 / ポプラ社


京都を離れ能登で研究をせねばならなくなった守田一郎が、知り合いや友人にあてた手紙。

守田一郎が文通武者修行と称して、友人や先輩、教え子の少年などに出した手紙だけで構成されてます。相手からの返事は載っていませんが、どんなことが書かれていてどんな出来事があったのかが伝わってきます。そのうち文通相手がリンクしてきて、これがアノ人でこれが‥‥というのが分かってくるのが面白い。まさかのつながりとかあったりもして。同じ出来事でも主人公が変われば全く違う物語になったりするのですね。
この守田一郎は、いかにも森見氏の本に出てきそうなダメダメ人間。ここまで○っ○い、お○ぱ○書くというのもいかがなものかと思いますよー。そして作家・森見登美彦も登場し、ホントか嘘か分からないけど「夜は短し」誕生秘話が描かれています。あー、私もすき焼き食べたい。そして高等遊民になりたい。

守田一郎が恋文の技術を習得できたかどうかは、その後の手紙がないので分かりませんが、最後の伊吹夏子さんへの手紙を読むと、文通武者修行も無駄じゃなかったなぁと思わせてくれます。
[PR]
by MameBean | 2009-09-09 18:17 |     ─小説・エッセイ

9/4 予約状況

・結婚しなくていいですか。
・プリンセス・トヨトミ
・神去なあなあ日常
・きのうの神さま
・宵山万華鏡
・軍艦島全景
・面白南極料理人
・こっこさんの台所
・名探偵のコーヒーのいれ方
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .

料理やら台所やらコーヒーやら、食べ物がらみが多いですなー。

前の記事にもちょっと書きましたが、今月ホーチミンとアンコールワットに行ってきます。
地球の歩き方とかガイドブックもいろいろ借りましたが、買ったガイドブックは内容がイマイチだったので借りた本からせっせとメモしてます。よく中身を見て買えばよかったー。
[PR]
by MameBean | 2009-09-04 18:29 | 予約状況

Story Seller

Story Seller
(新潮文庫)

新潮社


伊坂幸太郎、近藤史恵、米澤穂信など、人気作家7人による夢の競演

『面白いお話、売ります』
と言うだけあって、どれも粒よりな物語。
だってこのメンツなんですから。

■首折り男の周辺 (伊坂幸太郎)
巷では首を折られる殺人事件が続発していた。そんな中、とあるアパートに住む夫婦は、隣人がその犯人の特徴に似ていることに気づく‥‥。
首折り殺人犯の男とその男に間違われた男、隣人が首折り犯だと疑っている夫婦、いじめにあっている中学生。
偶然が幾重にもからみ合って歯車が勝手に回りだす。中編ながらもきちっと描かれる正義感が伊坂氏らしい。

■プロントの中の孤独 (近藤史恵)
スペインより帰国し「チーム・オッジ」に入った赤城。同じ時期にチームに加入した石尾はチームから浮いていた‥‥。
サクリファイスに出てきた自転車のロードレースのチーム・オッジ。石尾と赤城がチームに入ったばかりの頃が描かれ、赤城が石尾のアシストを勤めるようになったいきさつが分かります。

■ストーリー・セラー (有川浩)
妻が、思考した分だけ生命力が削られると言う奇病にかかる。悪化させないためには物を考えてはいけないという‥‥。
ミステリでくるのかと思っていたので、思いがけないラブコメでドギマギしましたが、ラストの夫がたった一人の読者に戻るシーンは静かな涙をさそいます。

■玉野五十鈴の誉れ (米澤穂信)
儚い羊たちの祝宴に収録されているもの。
ラストの一文にゾクリとさせられました。

■333のテッペン(佐藤友哉)
東京タワーのてっぺんで死体が見つかる。殺人なのか?自殺なのか?
この主人公は鏡家の誰かなんでしょうかねー。素人だのなんだのという台詞に最初『?』でしたが、主人公の過去を推察するとそういうことなのかと。


■光の箱(道尾秀介)
童話作家となった圭介は昔同級生の少女と絵本を作っていたが、彼女とはとある事件がきっかけで疎遠になってしまっていた‥‥。
うまくミスリードされました。『ママがサンタにキスをした』を引用するあたり、お見事。
でも嫌な驚きではなくむしろうれしい。

■ここじゃない場所(本多孝好)
女子高生のリナは同級生がテレポーテーションをしたのを見る‥‥。
今回唯一の初読み作家さんでした。
主人公の妄想暴走気味なのが笑えました。でも端から見ると単なる片思いなんですけどね。


米澤氏以外は誰がどんな話を書いているか知らずに読んだので、サクリファイスのアナザーストーリーのようなものが読めてうれしくなったり、久しぶりの有川氏のラブコメに免疫が落ちていて赤面したりと楽しめました。
このアンソロジーは作家陣が読者の側に立って読みたいと思ったストーリーだったり、読者を意識して描かれているように感じました。
ストーリー・セラーに書かれていた台詞に共感。

 『読む側』の俺たちは単純に自分の好きなもんだけが読みたいんだよ。
 (中略)
 ベストセラーでも自分にとってはハズレのこともあるし、その逆もあるし。

『面白い話売ります』という看板に偽りなし。
どれが一番、とか甲乙つけがたいほど、自分が好きなものが詰まったアンソロジーでした。
[PR]
by MameBean | 2009-09-02 17:56 | 借りた本─ミステリ