図書館で借りた本の読書記録です 基本的にミステリ好き


by MameBean
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e0030112_16102956.jpg久しぶりの手捏ねパン。
少しのイーストでゆっくり発酵パンより、リュスティック。
サラダにトッピングするフライドオニオンを混ぜ込みました。表面のフライドオニオンが焦げちゃってますね。

久しぶりに手捏ねしたせいか、手順であたふた。
焼く前にクープを入れ忘れました。あ、そうそう、準強力粉(フランスパン用粉)を切らしてるのに気づかなくて、強力粉に薄力粉を2割ブレンドしたりもしました。そのせいかリュスティックっぽくない、むっちりクラムなパンになりました。
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by MameBean | 2009-03-27 18:41 | 作ってみました

迷子の警察音楽隊

迷子の警察音楽隊 [DVD]


イスラエルに招かれてやってきたエジプトのアレキサンドリア警察音楽隊。空港にやって来たが迎えがなく、自力で目的地に向かうも着いたのは‥‥。

旦那氏によるとエジプトの人は強引でしつこいし、タクシーの運転手なんて平気でぼったくってくるけど、ちょっとでも仲良くなると古くからの友達のようにレンドリー、だったそう。
でもこの音楽隊のひとたちは、厳格で他人の好意に甘えることができない隊長や、女性とみればすぐに愛の歌をささやくプレーボーイ隊員など、そのイメージとは全く違うものでした。

ストーリーを簡単に言ってしまえば、よそよそしかった警察音楽隊と泊めてくれた人たちの間に心の交流が‥‥といったものだけど、ドラマチックな盛り上がりはなく、描かれるのはどこまでも不器用でどこまでもぎこちない人たち。
地理に疎い私なんか、イスラエルとエジプトは近いからおなじような文化なのだと思ってましたが、言葉も文化も違うんですね。お互いが慣れない英語を使わなくちゃいけないのが、よそよそしさの原因にもなっていたり。

電話で「アレキサンドリア警察音楽隊ですが‥‥」と言う度に電話をたらい回しにされたり、プレイボーイ隊員がオクテな男の子に恋のイロハを指南したり、と所々でクスクス笑える場面も。

別れの時も特に盛り上げリはありませんが、こっそり小さく手を振る隊長がかわいらしかったです。別れの後も、劇的に何か変化があるわけでもない。
たんたんと進む物語ですが、なぜが忘れられないような不思議な余韻が残ります。
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by MameBean | 2009-03-24 18:39 | 映画・DVD

人格転移の殺人

人格転移の殺人
(講談社ノベルス)

西澤 保彦 / 講談社

人格が入れ替わってしまう装置に入ってしまった6人の男女。脱出不能、外部との連絡ができない中で殺人が起こる‥‥。

次々に肉体から魂が転移してしまう、という点にだけ絞った潔さが西澤氏らしい。
装置が何のために作られたのかなんて問題じゃない。無駄なものをそぎ落としたSFミステリ。入れ替わりについてはいくつか法則は見つかってるので、それを無視したアンフェアな事は起こりません。「七回死んだ男」同様、設定は奇抜でもこの辺、きっちり本格ミステリです。

人格が転移した中で起きた殺人。誰(体)が殺したかはわかっているけど、人格は6人のうち誰なのか。そしてもとの自分の体には戻れるのか。
物語の舞台がアメリカで、海外における日本人の劣等感を描きつつ、それが事件にも大きく関係していく。どうしてこの6人なのか。すべてがよく練り上げられたものだとわかります。
そして最後にわかる転移を止める方法には、ちょっとほんわかした気分になりました。
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by MameBean | 2009-03-17 18:10 | 借りた本─ミステリ

鉄コン筋クリート

鉄コン筋クリート (通常版)

アニプレックス


家族のいない2人の少年、クロとシロ。
ふたりが暮らす“宝町”に再開発という波が押し寄せる。
松本大洋の漫画をアニメ映画化。

自分じゃ靴下もはけないしお風呂で体も洗えないシロ。シロがクロに頼り切っているようにみえるけど、その逆だったことがふたりが離ればなれになったときに分かります。「クロの足りないネジ、シロが持ってる」とはシロの台詞。
そしてネジの足りなくなったクロは奈落への道を突き進んでいってしまう。狂気と暴力にまみれたクロの姿はとても痛々しかった。
この街を守ると言いつつ、ただ街を自分のものだと思っていたり、変わることを異常に恐れているようなクロ。大人になれないクロ。永遠に子どものままなのでしょうか。

クロの声を嵐のニノ、シロを蒼井優、クドカンも声優で出てます。途中から蒼井優のシロの喋り方、誰かに似てるなーと思ってたんですが、クレヨンしんちゃんでした。あんな感じの喋り方(笑)
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by MameBean | 2009-03-12 18:55 | 映画・DVD

パラダイス・クローズド

パラダイス・クローズド THANATOS (講談社ノベルス)

汀 こるもの / 講談社

周囲の者が次々と殺人や事故に巻き込まれる死神体質の双子、美樹と真樹。彼らをミステリ作家が孤島に招待する‥‥。
第37回メフィスト賞受賞作。

魚オタクで「死神体質」な高校生探偵・美樹。そんな美樹に振り回され、事件に巻き込まれるのは双子の弟・真樹。そして彼らのボディーガード役の刑事。
「死」によく出くわすのは探偵ならしょうがないこととはいえ、高校生探偵がもし実在したらこんな性格になるのでしょうか。確かに某名探偵の孫とか、親友や親戚が事件に巻き込まれてますからね。

美樹や推理作家陣から出てくる台詞は密室だの、二十則だの、十戒だのと、本格好きの人を意識した作品で、メフィスト賞らしいと言えばメフィスト賞らしい。そして最後には本格を逆手にとった、探偵がまさかの暴挙。本格でこんなことしたらふつう怒っちゃいますよね。この辺もメフィスト賞らしい。

しかし、双子の美樹真樹はわりとキャラクタが描かれているのに対して、推理作家陣のキャラが全然描かれていないので、誰が誰なんだかという以前に何人いたのかさえあやふや‥‥。そんな状況なので、とても犯人が誰なのか考えられませんでした。
そして、解決編が長いですね。犯人が判るのがちょっとあっけなく早いわりに、探偵による解決編がくどく感じられます。本格好きな人を意識したのならもっとコンパクトでもよかったのではー、と思ったり。
また、美樹が語る魚蘊蓄が膨大なんですが、流し読みでも全然オッケーでした。トリックに関係することはするんですけどね。
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by MameBean | 2009-03-06 18:15 | 借りた本─ミステリ

3/5 予約状況

・結婚しなくていいですか。
・きのうの世界
・ガリレオの苦悩
・チャイルド44 下
・スリーピング・ドール
・ジョーカー・ゲーム
・黒百合
・カラスの親指
・Story Seller
・犬はどこだ

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米澤氏の古典部を読んでみようと思ったのに、第一作の氷菓は蔵書がありませんでした‥‥。
なんてこったい。デビュー作なのに。
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by MameBean | 2009-03-05 17:48 | 予約状況

加山又造展

加山又造は現代の日本画に多大な影響を与えた人物、のようですが、作品を観るのは今回が初めて(のはず)。
10年ぶりの大回顧展ということで、常に新しいことに挑戦し続けた創作の軌跡がわかる展覧会となっています。

動物を描いた作品を集めた第1章の「動物たち、あるいは生きる悲しみ—様式化の試み」がとくに面白かったです。
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キュビズム的な手法で、シマウマが水を飲む一連の動作を描いた「月と縞馬」。西洋絵画の手法をとりいれた大胆な表現方法。

動物好きなもので、第4章のシャム猫も好き。ふわふわな毛に鋭い爪、大きなブルーの瞳。

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動物以外だと黒のレースをまとった裸婦「黒い薔薇の裸婦 」が印象的でした。平面的な日本画の描写で、モダンな顔立ちの女性をエロティックなまでにリアルに描いていて、今までにない美人画。


展覧会はいつも会期ギリギリに行くもので、東京での会期はもう終わってしまいました。次は高松に巡回するそうです。
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by MameBean | 2009-03-03 02:36 | ちょっとブレイク