図書館で借りた本の読書記録です 基本的にミステリ好き


by MameBean
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先端で、さすわさされるわそらええわ
(川上未映子 / / 青土社)

* * * * * * * *

ミュージシャンでもある著者のデビュー作を含む7編。

表題作を含め各話のタイトル名からして、強烈な個性を放っています。
そして、文法にとらわれず、津波のように押し寄せてくるその文章は‥‥カオスです。なぜかのだめに出てくる、とぐろシチューが頭に浮かびました。千秋先輩から見たのだめってこんな感じなのかなー、とふと思ったり。
この流れにハマれれば、とても面白いと思います。7編あるのでどれかはダメでもどれかにはハマるかも。私は「少女はおしっこの不安を爆破、心はあせるわ」(すごいタイトルだ‥‥)と、「ちょっきん・なー」にちょっとハマりました。こどもの視点が面白かったなー。手首をぎゅっと握ると卵がぽっこりふくらむの、やったやった。懐かしい。
表題作を読んで全部読めるか、かなり不安になりましたが、他は比較的読みやすかったです。
Wikipedia見て気づきましたが、これって詩集だったんですね。どうりでストーリーがないはず。川上氏初読みのため、こういう文章書く人かと思いましたよ。んん、最初っから難易度の高いものを選んでしまいましたー。
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by MameBean | 2008-07-31 19:02 | ─小説・エッセイ

anmitsu book

anmitsu book
(anmitsu編集部 / / フリースタイル)

* * * * * * * *

女子高生がつくった女子高生のためのフリーペーパー『anmitsu』。その創刊号から10号までを再構成し、書籍化。

『anmitsu』は女子高生が企画・編集してつくっているとはいえ、印刷などにかかる経費を広告収入だけでまかなうという本格的なものです。創刊がR25とほぼ同時期なので、創刊時はまだフリーマガジンが今ほど一般的じゃなかったと思います。そんな中で広告を取ってくるのは大変だっただろうなー。
内容はというと、カスタマイズ上履きとかお守りとか、女子校生らしい企画。いろんな国のお昼ご飯をレポートした『世界のお弁当』も面白かったです。ともすると内容が内輪ネタになっちゃいそうですが、海外の同年代の声も載せているのに好感が持てます。
レイアウトデザインも女子高生が?とびっくりしましたが、デザインだけはプロに頼んでいるそう。より多くの人に読んでもらいたいから、というその心意気もいいなーと思います。この本はA6判で、もともとのフリーペーパーがA3八つ折りなので(予算がないときは手折りしているそう‥‥)同じ大きさのようです。フリーペーパーと同じ雰囲気が味わえるわけですね。鞄にしのばせて、空いた時間に読むにはぴったりなサイズです。
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by MameBean | 2008-07-29 17:55 | ─小説・エッセイ

ラットマン

ラットマン
(道尾 秀介 / / 光文社)

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アマチュアバンド「sundowner」のメンバーが練習している最中、元メンバーが死亡。これは事件なのか、事故なのか‥‥。

道尾秀介氏の名前は本格ミステリ大賞とかで知ったのかな。若いミステリ作家なのにすでにいろいろ賞をとっていて、前々から読みたいと思いつつも読んでいなかった作家さんです。初読みです。

タイトルの「ラットマン」とは、とあるイラストが、動物のイラストがいくつか描かれている中にあるとネズミに見え、男女の顔がいくつか描かれている中にあると男の人に見える、という心理学で有名な現象のことだそう。前後の文脈によって物事の認識が左右されてしまう、簡単に言うと思い込みのことのようです。この話の中にはいくつもの思い込みが出てきて、それらに偶然が重なって今回の事件が起こっています。もっとも真相がわかるのは最後の数ページで、それまでには二転三転の展開があります。その度に驚きがありました。もっと言葉に出して気持ちを伝えていれば、その思い込みは避けられたんじゃ‥‥と思ってしまいますが、なかなかそうはいかないのが現実なんですよね。

そういえばこんなところでも出てきました、ハリガネムシ。主人公である姫川の中でふくらむ殺意がハリガネムシと重ねられます。姫川は事件に大きく関わっていることが早い段階でわかるので、目が離せない展開になっています。

 殺意だけでは、人は殺人者になることはできない。
 殺意と殺人のあいだには、いくつもの偶然が介在している。
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by MameBean | 2008-07-25 17:47 | 借りた本─ミステリ

流星の絆 ドラマ化

東野圭吾氏の「流星の絆」がドラマ化するようです。(TBS系 10月スタート、金曜午後10時)
しかも主演は嵐のニノ。脚本クドカン。これはかなり観たいぞ。
原作は予約数がすごすぎてまだ未読です。どうがんばっても借りられるのは1年先だ‥‥。ラブストーリーっぽくなるんでしょうかねー。あらすじをみるとそんな予感。

東野氏つながりで。映画・容疑者XのHPもいつのまにかできてますね。写真が全くないんですが、10月公開ですよね‥‥?映画のことずっと忘れててちょっと前に知ったんですが、石神が堤真一であの奥さんが松雪泰子なんですね。ほらー、やっぱりイケメンだー。
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by MameBean | 2008-07-23 17:56 | ちょっとブレイク

ホームベーカリーGET!

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とうとう入手!ホームベーカリー。会社の方々から結婚祝いとしていただきました。
ホームベーカリー用のパンミックスも一緒に頂いたので、作り方はミックスと水を入れてイーストをセットしてスイッチON! と簡単すぎてビックリ。ときどきびっくりするような音は出るものの、それ以外は音は気になりませんでしたー。
最近のホームベーカリーってすごいもので、天然酵母をおこせるし、お餅やケーキ、うどん・パスタ・ピザの生地まで作れるとか。
まず作ったのが普通の食パン(写真・左)。そして仕込み水を紅茶にして、刻んだ茶葉も入れた紅茶パン(同・右)。釜のびもいいですね。何回か作ってだいぶ慣れてきたので、タイマー予約をして朝できたてを食べたりしています。至福の朝。
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by MameBean | 2008-07-23 03:47 | ちょっとブレイク
はじめまして。「かえる食堂」です
―京都からやってきた「かえるちゃん」の身体と心にじんわりやさしいレシピ

(松本 朱希子 / / 主婦と生活社)

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「かえるちゃん」こと松本朱希子さんが実家から送られてきた野菜や魚で、友人のために開いている食堂。海の見えるアパートにあるその食堂の名は「かえる食堂」。

ひらひられんこんパスタ、ロールねぎがおいしそうでした。
松本さんのことは知らなかったのですが、奥付のプロフィールによると料理を勉強しつつ、同時にイラストでも先生に師事していたという、ちょっと変わった経歴の持ち主みたいですね。
松本さん作だと思われるミシン刺繍のイラストも載っていて、これが独特の雰囲気があっていいですねー。
料理の勉強をされていたから、単なる素人の料理レシピというものではなく、野菜の水分だけで蒸し煮にする方法とか、素材を活かした調理方法を知っている感じが伝わってきます。行ってみたいな、かえる食堂。
「クウネル」とか「天然生活」あたりの雑誌が好きな人は好きそうな本。
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by MameBean | 2008-07-22 09:04 | ─料理・生活

ラッキー再び

こんなところで運を使ってどうするんだ?と思ったこと。
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ペコちゃん焼きにまたしてもポコちゃんが入っていました。3つしか買ってないのに、すごい確率だなー。店員さんが袋に入れる時に気づいて教えてくれました。で、袋には「ポコちゃんも一緒だよ」とシールが。今回はじっくりその顔を拝むことができましたよ〜。まつ毛ぱっちりでけっこうかわいい。ちなみにチーズ味でした。
他に買った、7月限定の黒ごまあん、季節限定のずんだあん、どちらも定番にしてほしいくらいマイヒットでした。
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by MameBean | 2008-07-19 01:45 | ちょっとブレイク

ドアラ☆チック

公式ドアラ写真集
ドアラ☆チック

(中日新聞社出版開発局 / / PHP研究所)

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中日ドラゴンズのマスコット、ドアラ待望の公式写真集。

最近不調なドラゴンズとは対照的にドアラのひみつ かくさしゃかいにまけないよが爆発的な売れ行きをみせているドアラ。
CDデビューも果たし、秋にはDVDも出るそう。
前作では写真が小さかったので、ドアラをもっとよく見たい!という欲求がたまったところに写真集発売。ウマいです。ふくよかな口元、ふっさふさの耳毛、妙にマッチョな体。は〜、癒される〜(笑)
ナゴヤドームやロッカールームでの撮りおろし写真の他、昨年日本一になった時のビールかけ、他球団のマスコットたちとの交流も。
写真がメインな分、文章は少ないのですが、むか〜しのドアラが見れるし(これ、初めて見る私にはけっこう衝撃!)、中スポに掲載されている「ドアラのつぶやき」というコラムも読めて、1,050円とはかなりお得。
ドアラが球場に来る日がわかる6〜9月のカレンダーがあるので、ぜひ今シーズン中に買うことをお進めします。
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by MameBean | 2008-07-16 18:59 | ─小説・エッセイ
e0030112_1832251.jpgパリで泊まったホテルでは、朝食を食べにいくとまず聞かれたのがカフェ(コーヒー)かテ(紅茶)か。私は毎回紅茶を選んでいました。

ホテルの朝食はコールドミールで、卵にパンとハムとチーズくらいの簡単なものしかなく、紅茶もティーバックで出されました。
でもよく見るとこの紅茶、マリアージュ フレールなんです。それだけでもーうれしい。アールグレイがびっくりするほど香り高くおいしかったなー。

e0030112_1841026.jpgマリアージュ フレールで紅茶を買おうと思ったけど、ホテルの近くにフォションの本店があって、毎日お店の前を通ってたら俄然買いたくなりました。ショーウィンドウのディスプレイがすごくかっこよかったんです。
で、フォションのアールグレイ。
ベルガモットのさわやかな香りが、ふたを開けなくてもただよってくるほど。自分へのご褒美的な時にちびちびと飲んでます。
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by MameBean | 2008-07-14 18:58 | ちょっとブレイク

私の男

私の男
(桜庭 一樹 / / 文藝春秋)

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震災で家族を失った花は、遠い親戚である腐野淳悟に引き取られた。それからずっとふたりは一緒に生きてきた。
第138回 直木三十五賞受賞

この手の話は苦手です。この本を予約したものの、読むことに気が進みませんでした。でも読みはじめると、この親子にはどんな過去があったのか、どんな罪を犯したのかを知りたい気持ちの方が大きくて、夢中になって読んでいました。こういったミステリの要素があったから読めたんだと思います。

物語は花の結婚式の前夜から始まります。そして、視点を婚約者へ、花へ、淳悟へと変えながら、時間も遡りつつ、少しずつふたりの過去が分かっていきます。赤朽葉家を読んだときも思いましたが、桜庭さんは構成が秀逸ですよね。
やはりと言うか、花と淳悟の親子を超えた関係には理解できないものがあります。淳悟は、花のことを「血の人形」と言う。失ったものを血の中に求める姿には共感できなかった。家族って、親ってそんなんじゃないという気持ちが大きかった。でも反発しつつも、この親子には何か惹かれる部分があったのも事実。それが具体的には何なのかは、難しいな‥‥。花と淳悟が持つ、独特の雰囲気だったり匂いだったりするのかな。

物語の終盤、ふたりの犯した罪が分かってからの展開は何だかあっけなかったように感じました。前半を夢中で読んだだけに、フェードアウトするような終わり方に肩すかしをくったような。私がミステリとして読んじゃってたからでしょうか。読みが甘いのかなー。

 死に別れても、だから、それは別れじゃないんだ。
 自分のからだに血が流れている限り、
 人は、家族とはぜったいに別れない。
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by MameBean | 2008-07-11 18:37 | ─小説・エッセイ