図書館で借りた本の読書記録です 基本的にミステリ好き


by MameBean
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鹿男 第7話

「学校を辞めたい」と言い出し、学校に姿を見せず家にも帰っていない堀田さん。心配した小川先生と藤原先生が捜したところサウナで発見し、藤原先生の部屋に泊めることにする。早朝の小川先生と藤原先生の会話を聞いた堀田さんは小川先生の手を取り駆け出す。その先には鏡が‥‥な今回。堀田さんがサウナにいたと分かった時の小川先生の嬉しそうな顔が印象的です。オヤジと言われたのが相当ショックだったのでしょう(笑) 

堀田さんの正体が判明。そしてネズミの正体も‥‥という2つが今回の目玉でした。
正直、それらが分かる後半までが進展がなく、中だるみした感じでした。
堀田さんが説明する『使い番』と『運び番』の役割はすごく分かりやすかったです。原作読んでいるくせに今ごろ分かりました。図解っていうのがポイントですね。


えーと、このあと何やるんでしたっけ? 『目』の正体意外にあったっけ?
記憶にないなー。ドラマオリジナルの展開でもあるのでしょうか。
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by MameBean | 2008-02-29 20:21

絵解き江戸しぐさ

絵解き江戸しぐさ
―今日から身につく粋なマナー

(和城 伊勢 / / 金の星社)

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図らずも『吉原手引草』と江戸つながりになりました。
東京の人口約120万人。休日出かけるとどこに行っても人だらけで、ちょっとした他人の行動でイライラしたりストレスを感じて、家に帰ってくる頃にはぐったりしてしまうことがしばしば。東京は人が多いから仕方がないのかと思っていましたが、驚くことに東京が江戸と呼ばれていた頃にも同じくらいの人がいたのだそう。

しかも江戸は面積の8割が寺社と武家で占められていたので、人々が住んでいたのは残りの2割。そして東京と同じく、生活習慣も文化も違う日本各地から人々が集まっていた。そんななかでたがいにトラブルを避け、皆が気持ちよく暮らすために自然と生まれたのが『江戸しぐさ』。

狭い道で肩がぶつからないようにする『肩引き』、すれ違う相手に雫がかからないようにする『傘かしげ』、電車が混んできた時に座席を少しずつ詰める『こぶしうかし』。公共広告機構のCMで目にしたことがある方もいるのではないでしょうか。『しぐさ』とは言っても、動作が重要なのではなく、相手を思いやる気持ちが根本にあるようです。

知っている人だと気を使ったり親切にできるけど、見ず知らずの人を思いやる気持ちって忘れがちですよね。同じ電車に乗っている人を、人だと認識していないような人もいたりするし。ちょっとしたことでトラブルに発展しがちな今の時代にこそ、江戸しぐさは必要なものだと思います。さっと江戸しぐさができる粋な江戸っ子になりたいものです。

ちなみに江戸っ子かどうかを見分けるポイントは次の4つだそう。
 一 目の前の人を仏の化身と思えること
 二 時泥棒をしない(他人の時間をむだにしない)
 三 肩書きにとらわれない(家柄・学歴・職業などを気にしない)
 四 遊び心を持っている(文化などに関心が高く、造詣が深い)

そういえば、この本の表紙を見て『風が強く吹いている』に似ているなー、と思ったら、挿画が同じ方(山口晃氏)なんですね。公共広告機構のCMも山口氏だとか。『風が…』同様、すみずみまでじっくり見たくなるような味わいのある絵です。
ちなみに本書では山口氏は表紙のみで中のイラストは別の方です。
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by MameBean | 2008-02-27 18:10 |     ─小説・エッセイ

吉原手引草

吉原手引草
(松井 今朝子 / / 幻冬舎)

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吉原で人気絶頂の花魁『葛城』が忽然と姿を消した。
第137回直木賞 受賞作


ある男が葛城について関係者に訪ね回っている体裁で話が進みます。
葛城とは何者なのか?葛城の関わった出来事とは何なのか?葛城についていろいろと聞き回っているこの男は何者なのか?
終盤まで一向にそれらが見えてきませんが、吉原には様々な職業の人が働いていて、その人たちが語る吉原のシステムやしきたりなどの話を聞いていると実際に吉原に足を踏み入れているような気分になります。吉原には吉原なりの決まり事があって、何も知らない者がひょいと花魁と一夜をともにできるのではない。手順を踏んでやっと言葉を交わすことができ、さらに馴染み客になるにはお金も時間もかかるらしい。はー、殿方も大変ですなー。
花魁が使うアリンス訛と言われる『…ありんす』『…おざんす』などといった独特の廓言葉とかもいいですねー。思わず日常で使ってみたくなりますが、この言葉には地方から吉原にやって来た子のお国訛りを隠す意味もあることを知るとちょっと複雑です。
すべて話し言葉で書かれているので、人によって職業によって異なる語り口調が当時の気配を感じさせてくれます。

吉原には出入り口はひとつしかなく、周りはお歯黒溝と呼ばれるお堀がめぐらされています。見世(みせ)にはたくさんの人の目があり、吉原はいわば大きな密室とも言える。そんな中から葛城はどうやって姿を消したのか? 答は途中から予想がつくもので、ミステリとして読むと物足りなく感じますが、終盤のするすると糸が解けるように事件の全貌が明らかになる感じがすごく気持ちよかったです。
最後に明かされる、葛城について聞き回っているの男の正体にもちょっとした驚きがあります。
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by MameBean | 2008-02-26 18:57 | 借りた本─ミステリ

鹿男 第6話

大和杯の優勝プレートが『目』ではないとわかり、狐を捜しはじめる小川先生と藤原先生。
狐と考えられるのはマドンナしかいないのに、確かめたくない小川先生。というかマドンナは自分に気があると思い込んでいます。狐は誰なのか。マドンナなのか‥‥。
そして大和杯後授業に姿を見せない堀田が、小川先生のもとを訪ね「学校を辞めさせてください」と切り出す‥‥というところまで。

テレビ欄によると、今回から第二章となっています。大和杯のことが序章のような扱いなのが気になりますが‥‥。狐とネズミ捜しが本格化してきました。

今回の見所は何と言っても『水も滴るいい男』。鹿男なのに濡れ鼠になる小川先生。
そしてエスカレートしてきた藤原先生の嫉妬(笑)。マドンナと小川先生がデートしたものだから、嫉妬で煮えくり返ってます。この三角関係の行方も気になるところですねー。

来週はこれまでのことの堀田バージョンみたいです。ということは堀田の正体も明らかになるんでしょう。
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by MameBean | 2008-02-22 19:53 | ちょっとブレイク

ユナイテッド93

ユナイテッド93
(ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン)

 ♯ ♯ ♯ ♯ ♯ ♯

2001年9月11日、午前8時42分にニューアークからサンフランシスコに向けて飛び立ったユナイテッド航空93便。離陸後ほどなくして機はテロリストに占拠された‥‥。


世界貿易センタービルに2機の飛行機が突っ込んだ瞬間の映像は今でも鮮明に記憶に残っています。しかしあの時ハイジャックされた飛行機が4機だったということは記憶の片隅にしか残っていませんでした。
2機が貿易センタービル、1機はペンタゴン、もう1機は‥‥。ただ、突入に失敗したのだと思っていましたが、そこにはハイジャック犯に勇敢にも立ち向かおうとした乗客の姿があったことは初めて知ることでした。

9.11の出来事を描いた映画ということで、最初から何が起こるか分かってしまいます。周りの人とおしゃべりしたり仕事の電話をしたりという何気ない空港の風景ですが、その時にむけて刻一刻と時間が迫っているのが分かってしまっているのが切なく哀しい。
ハイジャックが起き情報がなく混乱する管制塔や、ユナイテッド93の乗客・乗務員たちの様子を余計な演出を加えず、ドキュメンタリータッチで描いています。自分の乗っている飛行機がどのような状況におかれているのか分かった時の乗客たちの行動。恐怖に怯える人もいれば、武器になるものを集めて立ち向かおうとする人、外部に状況を電話で伝える人、家族に電話をかける人。電話をかける人が多かったのですが、最後に伝える言葉が皆『I love you』なのに胸がいっぱいになりました。たしか、実際に家族にあてた電話の音声記録が残っているんですよね。
そして、4人のハイジャック犯につていても単なる悪人としてではなく、平等な視点で描かれています。神に祈りを捧げている姿や乗客が反撃してこないか怯えている姿に、彼らもまた人間なのだと思わせてくれます。だからといってハイジャック犯のしたことは許される行為ではないし、ここで描かれていることがすべて真実だという確証はありませんが、関わった全ての人たちを平等に描くことで、復讐心を煽ることなくこの事件を多くの人の記憶に残そうとした努力が伝わってきます。

それにしても、このテロが予想だにしなかったものだとは言え、最初の飛行機にハイジャックの可能性があった時点で、どうしてすべての飛行機の離着陸を禁止しなかったのか、どうしてコックピットのドアを開けてしまったのか‥‥様々なことが悔やまれます。この出来事から私たちはいろいろ学び取って、今後に活かしていかなくてはならないのでしょう。
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by MameBean | 2008-02-18 18:59 | 映画・DVD

僕僕先生

僕僕先生
(仁木 英之 / / 新潮社)

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王弁は学ばず、働かず、娶らず、ひたすら安逸を貪っていた。ある時父の使いで仙人を訪ねた王弁は僕僕と名乗る少女と出あう。
第18回日本ファンタジーノベル大賞 大賞受賞作。


日本ファンタジーノベル大賞の第13回の優秀賞受賞作が『しゃばけ』ですね。そのイメージがあるせいか、舞台が中国と違えど、似た雰囲気が漂っています。ゆるーい表紙のイラストも似た雰囲気。

主人公は現代で言うニート。しゃばけの若旦那も病弱だとはいえ、あまり働いていないからニートとも言えなくはない。
財産のある父のもとで、勉強も仕事もせずに暮らしている王弁。生活には何不自由なく暮らしているけれど、彼には異国を自分の目で肌で感じたいという欲求があった。そんな彼が旅に出ることになる。そして一緒に行く相手は、一見少女のような仙人『僕僕』。仙人と行く旅は、他の仙人や異形のものとの出あいがあったり皇帝との接見があったりと普通ではなく、冒険ファンタジーのようでハラハラしました。
王弁と僕僕は師弟の関係になるけど、僕僕は特別何かを教えるわけでもなく、王弁も何か教えを請うわけでもない、その不思議な距離感がゆるーい雰囲気を醸し出しています。
その距離感に微妙な緊張感を与えているのが、王弁の淡い恋心。女性を意識したことがない王弁が悶々と葛藤するのが妙に現実的で、こっちまでドギマギしてしまいます。でも誰かを愛おしく思う気持ちは純粋で、今までできなかったことでもその人のためならできたり、原動力になるんですね。

そうそう、わたしは普段から本を読むのが遅い方ですが、この本はいつも以上に時間がかかってしまいました。中国の歴史が全然分からないのと、難しい漢字が多いのですぐに読みを忘れてしまうせいでしょう。歴史背景が分かっていなくても、内容上は問題ないのですが、知っていればもっと楽しめたのかなーと残念。
でも混沌に目と耳と鼻と口の穴を穿ったという話は聞き覚えがありました。漢文で習ったんだっけー?あー、もっとちゃんと勉強しておけば‥‥とつくづく。


 この世界自体が混沌を原材料として成り立っているのだから、
 わたし達が混沌の一部であることは当然のことでもあるのだ。
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by MameBean | 2008-02-13 19:12

ひとりたび2年生

ひとりたび2年生
(たかぎなおこ / / メディアファクトリー)
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列車泊、船泊、断食泊。たかぎさんがおっかなびっくりチャレンジした模様を描いた『ひとり旅1年生』の続編。

□寝台特急で函館へ
□フェリーで四国
□青春18きっぷで中山道
□伊豆で断食に挑戦
□石垣島に14日間

函館やファリーは私も経験があるので、函館朝市のお店の呼び込みがすごかったとか、箱館山の夜景がすごかったとか、フェリーでのお風呂は良かったーとか、いろいろ思い出しました。行ったことがない場所は、あーこんな所なんだーと想像がふくらみます。断食道場とか一度体験してみたいんですよね。

『1年生』に引き続き、今回も沖縄に長期滞在しています。ダイビングのライセンスをとるという目的があった前回に対して、今回は特に予定を決めていません。石垣島のウィークリーマンションを借り自炊し、波照間島とか他の島にも足をのばしてサイクリングしたり。あー、どんどんひとり旅上手になっていってますねー。でも前作でひとり旅上手になったら面白くなくなるのでは?と心配したのはやはり杞憂で、ひとり旅のレベルアップはしても、おっかなびっくりしたりトホホな感じのたかぎさんらしさは健在です。

あとがきにあった、友達ができてもできなくても、豪華旅行でも貧乏旅行でも、ひとり旅に正解はなく無事に帰ってこられればいいのでは?という言葉にひとりを極めつつある印象を受けました。わたしも愛しきひとり旅、はじめてみようかな。

沖縄滞在には最後の最後に飛行機欠航というハプニングがあって、おまけとしてその時のことを描いたページもあります。
飛行機が欠航になったときにどうすればいいかという実用的な部分があって、大変勉強になりました。格安航空券をとっていたりすると、大変なんですね‥‥(正規料金との差額が必要だそうです)。
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by MameBean | 2008-02-12 18:34 |     ─小説・エッセイ
第8回本格ミステリ大賞の候補作が決まったようです。

【小説部門】
 『インシテミル』米澤穂信
 『首無の如き祟るもの』三津田信三
 『女王国の城』有栖川有栖
 『密室キングダム』柄刀一
 『密室殺人ゲーム王手飛車取り』歌野晶午

【評論・研究部門】
 『探偵小説の論理学』小森健太朗)
 『法月綸太郎ミステリー塾(日本編/海外編)』法月綸太郎
 『名探偵たちのユートピア』石上三登志

『インシテミル』『女王国の城』と密室ものですね。そして『密室キングダム』『密室殺人ゲーム王手飛車取り』は未読ですが、タイトルに密室とあるのだから密室ものなんでしょう。今年は候補作が密室だらけなんですねー。
既読なのは『インシテミル』と『女王国の城』だけですが、個人的には若い米澤さんにとってもらいたいところです。
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by MameBean | 2008-02-11 23:07 | ちょっとブレイク

鹿男 第4話

始まりました、大和杯。と、その前に、藤原先生に誘われて奈良歴史巡りに行く小川先生。邪馬台国の場所の話とかかなり駆け足での解説でしたが、高台から見下ろす奈良の街並みを映像で観れてうれしい。

藤原先生が酔っぱらって終電を逃し、その後は‥‥!
まぁベタな展開ですね。藤原先生はどうやら小川先生の一連の話を信じたようです(ナマズをオオサンショウウオと間違えたままですが)。そして鹿に話しかける藤原先生。
そんな藤原先生に鹿の一言。
『こいつひょっとして‥‥馬鹿なのか?』

肝心の大和杯は、初戦の奈良VS大阪。勝ち抜き戦へとルール変更され一悶着ありましたが、堀田を大将にした奈良が快進撃をみせる‥‥が、あれー、展開速くないですか?来週は奈良VS京都の試合だし、大和杯終わっちゃうよー。もっと引っ張ってほしいなー。
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by MameBean | 2008-02-08 18:53 | ちょっとブレイク

食パン

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少しのイーストでゆっくり発酵パンの食パン。

気泡が入ってしまってちょっとキメが粗くなってしまいましたが、家で食べるパンとしては十分。これくらい軽い気持ちでないとおウチパンは続きません。

少しのイーストのレシピでは初めてバターも牛乳も入ったパンです。ハードパン好きな私でも好きな、ぱりぱりクラストにもっちりクラムです。
これをスライスして大好きな卵サンドに。自分の作ったパンでサンドイッチ、そしてそれを食べる朝食がいちばんの贅沢。
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by MameBean | 2008-02-07 19:38 | 作ってみました