図書館で借りた本の読書記録です 基本的にミステリ好き


by MameBean
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きなこのフィセル

e0030112_16511925.jpg少しのイーストでゆっくり発酵パンのレシピより、きなこのフィセル。

意外ですけど、パンときなこって合うんですよね。きなこトーストと言うのかな、きなこにハチミツをまぜて練ったペーストをパンに付けて食べるとおいしいんですよ。
このパンには黒蜜が合うそうですが、なかったのでハチミツをつけて食べました。まさにきなこトーストの味。

この両端が細くとがった、ちょっとスタイリッシュなバケット形ははじめてやりました。けっこう憧れてたんですよね〜 きなこが水分を吸うのか、かための生地だったのでほそーくまっすぐに伸ばすのが難しかったです。でも細い部分がかりっと香ばしく、グリッシーニみたいで美味しかったです。

オーバーナイト法での発酵のコツが何となく分かってきました。この日は気温が低めだったので、冷蔵庫に入れる前に40分ほど室温に置いて、翌朝、冷蔵庫から出して発酵の様子を見て、しばらく室温に出して。うちの冷蔵庫ではあまり発酵が進まないので、室温に置く時間をとって発酵を見極めるのがよさそう。
もう生地が気になって寝られない、ということもなさそうです。
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by MameBean | 2007-09-28 17:51 | 作ってみました
男子のための人生のルール
(玉袋 筋太郎 / / 理論社)

* * * * * * * *

自身も中学生男子の親である著者の、初の書き下ろし単行本。
漢・玉袋筋太郎が満を持しておくる子どもたちへのメッセージ。

理論社から出版されているよりみちパン!セというヤングアダルト向けの新書。
“学校でも家庭でも学べない「いま」を生きていくためのたいせつな知恵のかずかずについて、刺激的な書き手たちが、中学生以上すべての人に向けて、読みやすくコンパクトなかたちで書き下ろします”というコンセプトだそう。
この他にも、なかなか面白そうなタイトルが控えてます。

浅草キッドの水道橋博士はたくさん本を執筆しているで、書き物は博士の担当だと思っていました。しかしどうして、玉ちゃんもいい文章を書くではないか。
一見おちゃらけた人のようだけど、人間としての基本ができている人なんだと、180度見方が変わりました。昔は、親はもとより銭湯にいる人近所の人、周りの人が全て教えてくれたんだそう。今の子たちは教えられていないから分かるわけがない、と。人生の先輩なんて上から目線じゃなく、ちょっとばかり人生を長くやっている『中学27年生』としての伝えたいことが書かれている。

男子のための人生のルールなんてタイトルになっていますが、ここに書かれているのは挨拶をするとか我慢をするとかコンプレックスに向き合うとか、けっして特別なことじゃない。
でも挨拶すると気分がいいからしようなんて理想論を持ち出すのではなく、お互いに嫌な気持ちにならないため・相手の迷惑に気づかないのは恥ずかしいこと、ってちゃんと納得できる説明がされている。しかも中学27年生としてのアドバイスだからすんなり受け入れられる。男子でもなく、中学生でもない私のこころにもスーっと入ってきました。

中学生よ、銭湯に行け‥‥!

話が昔の思い出話になったりしたとき、何回かウルッと目頭があつーくなりました。いいな〜、楽しそうな時代だったんだな。

本を開くと、黒とサイケな赤の2色で、タイトルがすごく大きかったり、落書き風のイラスト(100%ORANGE)があったりと、造本が面白いことになってます。(電車ではちょっと読みづらい時も(笑))この装丁はあの人だろうと思って、捜してみると‥‥やはり祖父江慎。装丁で“おっ!”と思うものって必ず祖父江さんなんですよね。
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by MameBean | 2007-09-26 17:26 |     ─小説・エッセイ

オーシャンズ13

e0030112_108210.jpg“オーシャンズ”のメンバーであるルーベンがホテル王ウィリー・バンクにだまされた。オーシャンやラスティーたちは、ルーベンの仇をとるべくバンクに立ち向かう。


 ♯ ♯ ♯ ♯ ♯

レミーのおいしいレストランを観るはずが、上映スケジュールを見間違えてオーシャンズ13を観ることに‥‥。オーシャンズは全部観てるんで結果オーライですけど。

今回はメキシコのダイス工場に潜入、カジノゲームを開発、英仏海峡を掘った掘削機を2台購入‥‥などなど、やることがさらにパワーアップしています。でもメキシコの工場でストに参加してるのが2人もいたりしてメンバーが少ないせいか、前ほどみんなの一体感がないのが残念。ヘタレなライナスは媚薬の力を借りてどうにか役に立ってました〜。映画が始まる前に、マット・デイモンが暗殺者役を演じてる映画(ボーン・アルティメイタム)の予告が流れてたけど、今回の役とえらい違う役で、オーシャンズくらいでしかマット・デイモンの映画を観たことがないので変な感じでした。私にとってマット・デイモン=ライナスなのです。
それぞれの特技が活かされている感じがしたのは一番最初のオーシャンズ11かな〜。 まあチームワークの良さは相変わらずですが。

きりりさんも書かれてますが、ホテルの内装や台詞に日本風なものがいくつかありました。ブラピがお箸とお茶碗を持ってご飯を食べてるなんて‥‥!食べてるのは餃子ですけど、うれしすぎです。しかも煎茶はSENCHAなんだ〜と妙なところに驚いたり。そういえば英仏海峡をフランス側から掘ったのは日本の川崎重工だとか。
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by MameBean | 2007-09-25 09:01 | 映画・DVD

夏ドラマ 感想

ほとんどのドラマが最終回を迎えていますね。
以下今クールのドラマの感想をつらつら‥‥。


『探偵学園Q』
原作読んでますが、ほぼドラマオリジナルなのでトリックが分かる心配がなかったけど、トリックらしいトリックって記憶にないような‥‥。
登場人物が原作とかなり違うのがかなりひっかかりりました。とくにメグのあのコスプレキャラって必要? 『秋葉原』『メイド』っていうキーワードを無理矢理いれこんだ感じが‥‥。
『金田一少年』はドラマは別物として楽しめたんだけどな〜、なんかこう中途半端な印象がぬぐえない‥‥。要潤が出てなかったら観てなかったかも。

『山田太郎ものがたり』
池上さんと鳥居先生の妄想が好きでした(笑)。とくに鳥居先生の妄想は具体的で。
池上さんにはかなり早い段階から貧乏だってばれてます。別に隠してないから。
いつもOPで流れる、みんながエアギターをやってるのが最終回につながってて、あのシーン好きだったのでうれしい。
それにしてもニノ24歳なんですね! さすが “永遠の17歳”‥‥。


意外と観ていたのが『ホタルノヒカリ』。
1回や2回観忘れてもストーリーが分かるので(笑)、気軽に観れるのがよかった。これ、けっこうポイント。

原作の漫画の方も途中まで読んでますが、原作と比べると部長に対する気持ちが唐突過ぎるように感じるので、ラストはそう来たか〜!とびっくり。
蛍がひとりで自立してちょっと大人になり、ひと夏の思い出として生きていく‥‥ほうがよかったな。最後の10分くらいがいらなかった〜〜。余韻の残る終わり方が好きです。

この枠の次のドラマが『働きマン』。『恋愛するより寝ていたい』の次は『恋愛より仕事』をとる主人公。こちらも漫画原作ですね〜

次クールで気になるのは他に、しゃばけと有閑倶楽部とジョシデカ! そして東野作品のガリレオ。
有閑倶楽部、魅録役の赤西仁しか情報がないんですが、まだ決まってないんですかね〜 大丈夫でしょうか。
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by MameBean | 2007-09-21 20:29 | ちょっとブレイク
いつも、ふたりで ばーさんがじーさんに作る食卓
(岡西 克明 / / 講談社)

* * * * * * * *

減塩・ローカロリー・外食ナシだけど、まずいものはイヤ!
70歳+αの『ばーさん』が『じーさん』につくる食卓日記。

エキサイトのブログの書籍化。
ブログをかなり前から見ていました。ばーさんがじーさんに作る食卓


自家製のサフランを使ったパエジャ、いちぢくのガレット、根菜のカポナータ、チャパティ‥‥

『ばーさん』が作る料理だからといって和食だけじゃなく、いろいろな国の料理、いろいろな人のレシピをばーさん流にアレンジして楽しんでいる。高山なおみさんや堀井和子さん‥‥、取り入れているレシピが意外とお若い(失礼!)のに驚きました。うちの母くらいの年代でも、エスニック料理には抵抗があったりするみたいなので、料理に対してすばらしく好奇心旺盛なんだな〜と思います。

おふたりが住んでるのは、冬寒さの厳しい京都の山奥。寒いながらも割り干し大根をつくったりストーブの遠火の強火で煮物をしたりして、気候までも楽しんでいるよう。スローライフとかロハスとか最近よく聞くけど、自然になろうとすること自体、自然じゃないような気がしてましたが、おふたりのような自分にとって無理がなく合っていることを自然って言うんだろうな〜と目からウロコが。
年を取って肉や脂っこいもの、塩辛いものが食べられなくなったら食べなければいいんだし、量もたくさん食べられなければ朝食を食べなければいい。そうやって今の自分に合う食生活を選んできて、今のおふたりの生活があるのでしょう。

この本は材料や作り方がきちんと表記されているわけではないので、レシピ本とはちょっと違います。料理上手でないとここで紹介されている料理をおいしく作るのは難しそう。でもエッセンスとして、ふたりの無理のない生活を取り入れることはできそう。
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by MameBean | 2007-09-20 20:32 |     ─料理・生活

鹿男あをによし

鹿男あをによし
(万城目 学 / / 幻冬舎)

* * * * * * * *
大学の教授の勧めで、期限付きで奈良の女子高の先生をすることになった「おれ」。
慣れない土地、うまくいかない授業で悩んでいるとき、人間の言葉をしゃべる鹿が現れた‥‥。

『20年後』『しゃばけ』、そしてこの『鹿男——』と、面白い本に連続で当たったので、俄然読書が楽しいです。そろそろ読書の秋ですしね。

 大阪の食い倒れ、京都の着倒れ、奈良の寝倒れ

昔、鹿は「神鹿(しんろく)」と呼ばれ、鹿を殺した人間は死罪だった。朝起きて家の前で鹿が死んでいたら大騒ぎで、隣の家の前に死骸を移動しちゃうなんてことも。遅くまで寝ていると、他人からのとばっちりを受けることになる‥‥それを『奈良の寝倒れ』と言うそう。

そんな鹿も、現代ではただの動物という扱いである。奈良公園にいけばわんさかいる。しかし、この鹿がしゃべるのである。しかも人類を危機から救うための役割を人間に命ずるのである。

荒唐無稽な設定だな‥‥と思って読み進めていたけど、1800年前にまで時代が遡り、鹿島大明神やらなまずやら富士山噴火やらいろんな符牒が繋がっていく。神無月という言葉の意味、十二支に狐と鹿がいない理由、日本の歴史や文化についても話に面白く絡めていて、それも楽しく、かつためになります。
あと、途中の青春スポーツ小説風(?)な剣道の試合シーンにはドキドキしてしまった。しかも試合が終わってクライマックスを迎えるのかと思ったらそうじゃなく、それからも波乱があってまだまだ楽しめました。

誰が狐の使いなのか、誰が鼠の使いなのか、それを推理するというミステリ的な楽しみもある。う〜ん、まさか彼女がそう絡んでくるとは‥‥。うん、でもいろいろとすっきりつながった感じがする。ラストがちょっと無理矢理な感じがあるけどね〜

キョンキョンが『ポッキーを‥‥』と言っていたのはコレだな、と分かってうれしい。

 人間という生き物は文字にして残さないと、何もかも忘れてしまう。
 本当に大事なことは、文字にしてはいけない。
 言葉とは魂だからだ。
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by MameBean | 2007-09-19 01:18 |     ─小説・エッセイ
ハリー・ポッターと炎のゴブレット 特別版
( ワーナー・ホーム・ビデオ)

 ♯ ♯ ♯ ♯ ♯

三大魔法学校が魔力を競い合う三大魔法学校対抗試合に、立候補をしていないハリーがなぜか代表の一人に選ばれてしまう。ハリーは難関を突破できるのか‥‥?

今作はわかりやすかった‥‥! ハリーの過去について触れられていなかったからでしょうか。ハリーの過去の話になると、頭が追いつかなくなるんですよね。
今回は三大魔法学校対抗試合というのをメインに、舞踏会という派手なイベント。そして、アノ人の復活?——という重要な局面も迎えます。

資格を満たしていないし立候補もしていないのに選ばれてしまったハリーに対するみんなの嫉妬。とくに親友であるロンの嫉妬は悲しい。ロンはお子ちゃまだな。
伝言の伝言のそのまた伝言とか、後でハリーに分かるわけないだろって言われちゃったり。素直じゃないだけで、心配はしているんですよね〜
なぜハリーが代表に選ばれることになったのか、そこにはおそろしい計画が絡んでいたことがラストで判明します。

いつもの友情の物語に初恋という要素が加わって、それぞれがうまく思いを伝えられないのがもどかしくも微笑ましい。意外な一面を見せたのが、ネビル。彼は恋愛に向いている体質なのかも〜。そしてロンの気持ちにも変化が起こりつつあるのが、じれったいような、でもさびしいような感じですよ。
ハリー、ロン、ハーマイオニーの友情も今後形を変えていきそうだけど、絆はどんどん深くなるんでしょうね。

「休みは手紙ちょうだいね」と言うハーマイオニーに、「僕が書くわけ無いだろ?」と言うロンと「毎週書くよ」と言うハリー。なんかいいラストでした。

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←伯母さんの匂いのするマント〜
 いちばん笑ったとこです。で、一番好き(笑)。
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by MameBean | 2007-09-14 18:58 | 映画・DVD

しゃばけ

しゃばけ (新潮文庫)
(畠中 恵 / / 新潮社)

* * * * * * * *

江戸の大店の若だんな一太郎は、生まれながらの虚弱体質ですぐ寝込んでしまうため、妖(あやかし)たちがいつも守っている。ある夜、一太郎は人殺しを目撃してしまう。そしてその殺人は江戸中で巻き起こってしまう‥‥。
13回 日本ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞作。

今秋、フジテレビ系でドラマ化されるんですね。あ〜このシリーズ、なんでもっと早くに読まなかったんだろ〜。しゃばけの世界にどっぷり引き込まれました。


ほのぼの(?)とした日常風景のなか巻き起こる、連続殺人事件。その謎を解明しようと乗りかかる若だんなだが、周りの反対がすごい。手代2人と家族たちの過保護っぷりは『大福餅の上に砂糖をてんこ盛りにして、その上から黒蜜をかけたみたいだ』と言われるほど。でも、意外や意外と芯が強く頑固な若だんなはここぞという時は腹をくくる。若だんなは甘やかされて育ったのに、しっかりした人間になったんですね。
事件の解決とともに、どうして若旦那は妖(あやかし)を見れるのか、どうして妖に守られてきたのか‥‥という謎も明らかに。ほんとに皆に望まれて産まれてきたのだとじーんときました。
それにしても妖の見える日常は楽しそうだな〜 私も鳴家や屏風のぞきと一緒にお八つが食べたい‥‥。

しかしこの時代(江戸時代)って格差社会だな〜と思う。
職業が産まれながらに決まり、貧富の差も決まっててしまうんだから。
廻船問屋問屋のひとり息子にうまれた若だんなは家業を継ぐし、お隣の菓子屋の栄吉は菓子職人にならなくてはならない。若だんなは実質的な仕事は手代がやってくれるけど、栄吉はお菓子が作れなくてはならない。なのに栄吉の作るあんは不味いときた‥‥。才能とか好きとかじゃなく、うまれた時から就く職業が決まっているってどんな感じなんだろう。栄吉の妹のお春ちゃんの恋心だって、身分が違いすぎるから前途多難だし。
今回の事件にも、その職業による格差と子を思う親心が絡んでくる。

 しゃばけ
 現世に執着する心。また、俗世間の利益・名誉にとらわれる心。
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by MameBean | 2007-09-13 17:59 |     ─小説・エッセイ

20年後

20年後 (オー・ヘンリーショートストーリーセレクション 1)
(オー・ヘンリー / / 理論社)

* * * * * * * *

「20年後の同じ日、同じ時間にここで会おう……」という親友と交わした約束を果たしにやってきた男。はたして親友は現れるのか? (表題作)
9つの短編を収録したショートストーリー集。


一番最初に掲載されている表題作からしてノックアウト。もう一話もう一話‥‥と思っている間に一気に全部読み切ってしまいました。
こんなに短い話でもきちんとオチがあって、しかも単なる大どんでん返しではなく哀愁のある読後感。
9編のどの作品もが、オチ+(プラス)何かある読後感。それはユーモアだったり温かさだったり愛情だったり。
表題作の他に気に入ったのが、元・金庫破り名人の話『改心』。粋な終わり方がよかったなー。
『オデュッセウスと犬男』のピリリと効いたブラックユーモアも‥‥、『バラの暗号』のちょっと笑っちゃう結末も‥‥、などと印象に残る粒よりの作品ばかり。

オー・ヘンリーという人は19世紀後半から20世紀初頭にかけて、ニューヨークの人々の生活を描いた作品を多く発表していたようです。その時代の日本と言えば、江戸〜明治のころで、そんな時代にニューヨークに住むふつうの人々の生活をこれだけ活き活きと描いていたというのは驚き。
しかも古くささは全く感じさせないんです。私は何も知らずに読んだので、まぁ40〜50年前くらいに書かれたものだと思ってました。

プロフィールによるとこの人、勤めていた銀行の横領の容疑で逮捕され、服役期間中に小説を執筆していたそう。この短編集には、機転が利いて粋な計らいをする警察官が多く登場しているので、ちょっと意外な感じがします。

そしてオー・ヘンリーって知らない作家だと思っていましたが、私も知っていて、そして誰もが知っている有名な作品を書いている人でした。病室の窓からみえる樹の葉がすべて落ちたら自分の命も尽きると信じ込んでしまう少女の話『最後の一葉』、貧しい夫婦がお互いに贈るクリスマスプレゼントを工面する話『賢者の贈り物』。こういった皮肉なんだけど温かさがあるオチがこの人の真骨頂なんだろうな。他の作品ももっとたくさん読んでみたくなりました。
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by MameBean | 2007-09-11 19:16 |     ─小説・エッセイ

目黒のさんま

江戸の殿様が目黒まで遠乗りに出た際に、供が弁当を忘れ一同腹をすかせているところ、さんまを焼く匂いが漂ってきた。殿様はさんまを食べたことがなく(さんまは庶民が食べるのもだったため)、すぐにさんまを持ってこさせ、それを食べてさんまが好きになった。
それからというもの、帰ってからも殿様はさんまを所望する。
しかし家来たちは殿様の体を心配し、さんまの脂はすっかり抜き、骨を一本一本抜き、さんまはグズグズになってしまった。それを食べた殿様は「いずれで求めたさんまだ?」と聞く。「はい、日本橋魚河岸で求めてまいりました」「ううむ。さんまは目黒に限る」

——というのが、落語『目黒のさんま』。

e0030112_17391242.jpgそれにちなんで行われているのが、目黒のさんま祭り。無料で焼きさんまが食べられるというお祭りです。

焼いている場所は煙で白くなっているから、遠目にも一目瞭然。そちらに向かうと、お昼前に行ったのにもかかわらず、最後尾が分からないくらいすごい行列です〜。無料の寄席も行われるようで、そちらにも行列が。
残暑厳しいなか並ぶ元気はないので近くのお寿司屋さんに避難し、さんま刺食べました〜 ウマ〜。
来週にも行われるさんま祭りにリベンジしようかしら‥‥。(主催者が違うようです。目黒区 or品川区)
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by MameBean | 2007-09-09 22:58 | ちょっとブレイク