図書館で借りた本の読書記録です 基本的にミステリ好き


by MameBean
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ミリオンダラー・ベイビー
( ポニーキャニオン)

 ♯ ♯ ♯ ♯ ♯

ボクシングジムを経営するフランキーのジムに、マギーという女性が入門を志願してきた。31歳で、ボクサーとして遅過ぎるマギーをフランキーが断り続けてもなお、彼女はひとり練習に打ち込む。
第77回アカデミー賞 作品賞受賞作。

久しぶりにDVD観ました。
一体何ヶ月借りてたんだろう‥‥。月額制で延滞料金とかないので、ずるずる借りっ放し。もったいない‥‥^^;。


貧しい家庭に生まれ育ったマギーと、ボクサーに見捨てられ年老いたトレーナーが出会い、成功への階段を登り始める、そんなサクセスストーリー‥‥だと思っていました。ほぼラストまで。だからいきなりガツンとやられました。
そのサクセスストーリーは長い長いプロローグでしかなく、本当のストーリーはとても重く、難しいものでした。命の尊厳。神様の存在。
急な展開に、若干気持ちがついていけない感じはありますが、最後まで観るとそれまで何気なく出てきたと思っていた、様々なエピソードや台詞がまた違った意味を持ってよみがえってきます。
マギーの父親と犬の話、行きは飛行機で帰りは車、「後は神にまかせなさい」と言う神父さん‥‥。

最後にフランキーが出した答えははたして正しかったのか‥‥。もし自分がフランキーだったら、マギーだったら答えは出せたのか‥‥。考えだしたら辛くなりますが、ひとりレモンパイを食べるフランキーの姿に何か救われたような気がします。


それにしてもモーガン・フリーマンは要所要所でビシッとキメてくれますね。ただのジムの清掃員ではないところがニクい。
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by mamebean | 2007-08-31 08:36 | 映画・DVD

麦輪小樽のベーグル

e0030112_10192913.jpg小樽にある麦輪小樽というお店のベーグル。
買ったばかりのベーグルの味見をしようと、手で割ろうとしたら割れないんですよ。弾力がすごくて。むっちむちの食感。甘いフレーバーのものがあまりなく、ほとんどが小麦の味を活かしたベーグル。でもほんのり甘いくて、何かつけたり挟んだりしなくても十分おいしい。豆乳を使った『大袖大豆』というベーグルが一番気に入りました。

余りにも気に入ったので帰る日に札幌駅でも買ってきました。(小樽で買ったのは旅行中に食べ尽くしたという‥‥)
札幌駅の道産子プラザというお土産ショップで売ってます。
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by mamebean | 2007-08-29 09:19 | ちょっとブレイク

ミミズクとオリーブ

ミミズクとオリーブ
(芦原 すなお / / 文藝春秋)

* * * * * * * *

家を出て行った知人の奥さんの居所を当てたり、殺人事件の犯人を当てたりする名探偵は、八王子郊外に住む作家である僕の妻。彼女は家に居ながらにして事件を解決してしまう。


小説家である主人公の奥さんは、割烹着を身に着け、料理・裁縫何でもこなすデキた女房。
そんな彼女には隠れた才能がある‥‥それは推理の才能。
女性ならではの目の付け方で、旦那さんや友人から聞き伝えられた話だけで、真相を看破してしまう。
そんな彼女は、言わば和製ミス・マープル。

でもこの本の中では謎解きはひとつの要素でしかなく、期待しすぎると肩すかしを食らいますが、それよりもスローライフとでも言うべき彼女のライフスタイルがとても魅力的。八王子の郊外で暮らし、庭に来るミミズクにえさをあげ、仕事の遅れがちな旦那さんにも腹をたてない。
そして特に料理。この奥さんが作るおいしそうな料理の描写にやられてしまいます。
醤油豆、杉川のうどん、おクズシ、デビラの干物、スルメの天ぷら‥‥
決して派手ではないけど、いい素材で手間ひまかけて作られた讃岐の料理。食べたことのない料理ばかりで味は想像するしかないけど、何ともおいしそうに描かれています。

夫とその友人の脱線しまくる会話もゆるーい空気を醸し出しています。
その会話ににぴしゃりと釘を刺す奥さん、他人のスキャンダルを嫌い、怒ると武家の妻のような言葉遣いなのがチャーミングです。
いつまでも聞いていたくなるようなこの3人の掛け合い、この本はどうやらシリーズ化されているようです。
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by mamebean | 2007-08-28 10:02 | 借りた本─ミステリ
千歳空港近くのノーザンホースパーク

広大な敷地で、馬の体験乗馬をしたり、レンタサイクルや馬車に乗ったりできます。e0030112_10323526.jpg
馬車をひく馬の脚の毛がふさっふさでかわいい。体は大きいのにおとなしいですね〜


馬のいる厩舎の中もいくつか見学できるんですが、私でも名前を聞いたことがあるような馬がふつうにいました。というのも、この施設を運営しているのが競走馬の生産牧場で、アドマイヤムーン、オレハマッテルゼ、キングカメハメハ‥‥などなど、有名な競走馬を育てているですね。なかでも忘れてはならないのが、ディープインパクト!


e0030112_10403858.jpgノーザンホースパークより、車で10分ほど行った社台スタリオンステーションで見学できました。
その見学時間はたった5分。でもたくさんの人がその逢瀬を待ちわびています。

ゆっくりと歩いてやってきたディープは思っていたより小さくて、七冠を達成した馬とは思えないおだやかな顔つき。時々草を食みながらみんなのいる前で止まってくれます。見学台より少し離れた場所で見ていた私の前でも止まってくれて、目が合っちゃいましたよー。
かわいい目でした。
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by mamebean | 2007-08-23 08:19 | ちょっとブレイク

白い恋人

「白い恋人」ネット競売で高値
自主回収中 実価格の5倍も


なんてニュースが。店頭から姿を消した白い恋人がネットオークションに出品され、高値がついている、と。
まさにタイムリーな時期に北海道に行っていましたが、実は旅行中1回だけ白い恋人を売っているのを見たんですよね。ある意味レアかもーってちょっと思いましたが、さすがにお土産として人には渡せないから買うのをやめました。まさかネットオークションにまで出るとは。
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by mamebean | 2007-08-21 19:01 | ちょっとブレイク

帰ってきました

以外と暑かった北国より帰ってきました。

最高気温は34度だったり25度だったりで、半袖を着たり長袖のパーカーを着たり。でも全体的に天気がよくて暑かったです。だからといってあんまり涼しくなかったなーなんて言っちゃだめですね、熊谷・多治見では40度超えだったんですから。


毎日毎日、北海道なんだし!というものばかり食べ、少々胃がやられ気味です。午前中からラーメンとか、もうそろそろやめないと。しばらくは節制です‥‥。

留守中、図書館より予約していた『鹿男—』が回ってきたと連絡が‥!何ともタイミング悪しです。週末まで取り置いてくれるでしょうか‥‥。また借り直すのはかなりキツいです‥‥。
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by mamebean | 2007-08-21 16:44 | ちょっとブレイク

焦茶色のパステル

焦茶色のパステル (講談社文庫)
(岡嶋 二人 / / 講談社)

* * * * * * * *

競馬評論家・大友隆一が牧場で銃によって殺され、近くにいたサラブレッドの親子もまた撃たれた。
大友の妻が事件を調べると、競馬界の重大事実が判明する‥‥。
第28回江戸川乱歩賞受賞作。

もうすぐ行く北海道では、社台スタリオンステーションという所に馬を見に行く予定です。
ここには超有名な馬が種牡馬として繋養されていて、マナーをきちんと守れば見学をすることができるらしいんです。で、超がつくほど有名な馬とは『ディープインパクト』。

競馬のことをあまり知らない私でも知っている馬です。私は競馬はよく分からないけど、疾走する馬が間近で観れるのが面白くて、何回か競馬場に足を運んだことがあります。
北海道に行く前に少しは馬のことを知りたいな〜と思い選んだこの本。

競走馬と殺人がからみ、競馬の世界の裏の事情が暴かれます。(もちろんフィクションですが)
馬はただ走るだけなのに、人間の思惑がからむことで事件は複雑になっていきます。ラストは競馬界全体の危機的な状況に‥‥。

この本で分かったのが、競走馬にとって血統がいかに重要なのかということ。
サラブレッドの血統をたどっていくと、必ず3頭の馬にたどり着くそうです。つまり、全てのサラブレッドはその3頭の子孫なんだそう。そこまで遡れるほど、血統がきちんと管理されているんですね。

内容としては競馬がほとんどですが、競馬のことが分からない人が読んでも分かりやすい文章になっています。
登場人物もすごく個性的というわけではないのに、誰が誰だか分からなくなることもなくちゃんと描き分けられていて、選評でデッサン力があると評されていたのもうなずけます。
しかもこれ、デビュー作ですからね。


それでは北海道に行ってきま〜す。
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by mamebean | 2007-08-14 08:33 | 借りた本─ミステリ

対岸の彼女

対岸の彼女
(角田 光代 / / 文藝春秋)
* * * * * * * *

30代・既婚・子持ちの「勝ち犬」小夜子と、独身・子なしの「負け犬」葵。
葵の会社で働くことになったことで、全く異なる性格のふたりが出会った。

第132回 直木賞受賞作。

角田光代さんの本を読むのはほぼ初めてです。
(新聞連載の『八日目の蝉』をところどころ読んだことがあるくらい)
ぽわんとした、抽象的な物語を書く人だと思っていたので、リアルな女性を描いたこの作品はちょっと意外でした。

“30代以上”、“未婚”、“子無し”の3条件が揃う女性は『負け犬』と呼ばれるようになって久しい。
自分で会社を興すが、独身でまさに負け犬な葵。
結婚し子供を産み、専業主婦となった小夜子。
同じ年、同じ大学出身だけど全く異なる性格のふたりが出会ったことで物語は始まる。
主婦とキャリアウーマン、一般的に相容れない立場のふたり。でも小夜子は葵に惹かれるものを感じる。

それは何なのかが、交互に描かれる葵の過去と小夜子の現在でだんだん分かってくる。
葵の過去を語る上で欠かせない存在なのが、高校の同級生だったナナコという少女。
過去のナナコと葵の関係と、現在の葵と小夜子の関係がオーバーラップする。
葵にとってのナナコ、小夜子にとっての葵。何にも怖いものなどないと思わせてくれる存在。
葵とナナコには波瀾万丈な出来事が起こるけど、そういう存在に出会えたことは大きな力となる。

そして小夜子は葵と出会い、自分自身に変化が起きる。
小夜子もまた、誰かにとってのナナコになる日が来るのでしょうか‥‥。
私も誰かにとってのナナコになりたい。

 ひとりでいるのがこわくなるような
 たくさんの友達よりも、
 ひとりでいてもこわくないと
 思わせてくれる何かと出あうことの方が、
 うんと大事な気が、今になってする
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by mamebean | 2007-08-09 20:12 |     ─小説・エッセイ

恋恋蓮歩の演習

恋恋蓮歩の演習
森 博嗣 / / 講談社

* * * * * * * *

豪華客船ヒミコ号に乗ることになった阿漕荘の面々。
航海中の船内で銃声がし、一人の男が忽然と姿を消した‥‥。

Vシリーズ第6作

空中が舞台の『魔剣天翔』の次は海。
船の上から消えた男性と絵の謎のお話です。消えた絵は関根朔太の自画像。
関根朔太は魔剣—にも出てきた画家ですね。
で、これを追うのが保呂草さんと、前作にも登場した各務亜樹良および関根朔太の義父。

前作のバックグラウンドがあるから、ストーリーや結末に奥行きがありますね。
練無が日曜は朝練をしないことにした、なんてちょっとしたことも、前作の余韻を引きずるようで切ない。

そう、今作も切ない。前半がラブストーリーのようで、SMシリーズの『今はもうない』を思い出しました。森氏の描くラブストーリー(森氏的に書くなら“ストーリィ”ですね)、好きです。
そして『今はもうない』同様、すっぱりと騙されました。でも騙されてよかったとさえ思えます。そんな爽快感。

シリーズを通して各キャラクタがさらに魅力的になってきました。
イマイチ掴めなかった保呂草さんがやっと分かったきたような。『捩れ屋敷の利鈍』でエンジェル・マヌーヴァに執着していたこととか。残るは林警部かな。

あ〜、でもシリーズ未読は『六人の超音波科学者』『朽ちる散る落ちる』『赤緑黒白』の3作になりました。
シリーズを読み終わるのもまた切ない〜〜

英語タイトルは A sea of deceits
 deceit=だますこと、うそ、偽り、ぺてん
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by mamebean | 2007-08-06 17:58 | 借りた本─ミステリ

くるみのリュスティック

e0030112_18402892.jpgまた、少しのイーストでゆっくり発酵パンでパンを作りました。

くるみのリュスティック。

この本、じっくり読んでみると、発酵生地や中種など、あらかじめ準備が必要なものが多いです。
今回のリュスティックも、発酵生地を作っておかなくてはいけないので面倒と言えば面倒ですが、今の気温だと早めに発酵してくれるのでわりとラクでした。3回分の生地を作っておき、残りは冷凍してあります。
一次発酵は今回もオーバーナイト法は使わずに室温で、約2時間。夏場ならあまり時間は変わりませんね。

お店のリュスティックを食べたことはないけど、クラムがむちっとしておいしかったです。塩の加減も絶妙で、ほんのりとした塩味がじわっと広がります。そういえば材料は小麦と塩と水、それに少しのイーストだけなんですよね。塩もいいものを使ったらもっとおいしくなりそう。
クラストもフランスパンのようなパリッパリで香ばしかったです。
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by mamebean | 2007-08-04 18:42 | 作ってみました