図書館で借りた本の読書記録です 基本的にミステリ好き


by MameBean
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刑事コロンボ 完全版 Vol.1
( ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン)

 ♯ ♯ ♯ ♯ ♯

精神科医の犯罪を暴く「殺人処方箋」と、自作自演の誘拐殺人劇を演じる女弁護士との対決を描く「死者の身代金」の2本を収録。


わ、若い‥‥!!
ピーター・フォークがおじさんじゃない。(1作目は)
まずそれに驚きます。30年も前の作品だから当たり前か。
でもずーっと警部なんですね〜。

コロンボの捜査スタイルも変わらない。
1作目の犯人が精神科医ということで、コロンボを的確に分析しています。
よれよれの格好は相手を油断させるが、実は頭がキレる。
細かいディテールにこだわり、納得いくまでとことん突き詰める。
もちろん「ウチのかみさんが〜〜」の台詞もあります。
1作目からコロンボ像が見事に描かれているんですね。

ただ最後のかなり強引で反則ぎみな捜査の進め方は、若さゆえなんでしょうね〜

ストーリー自体はオチが予想できる。「殺人処方箋」の方がとくに。

でもコンロンボシリーズを観るなら押さえておかないといけない作品だと思います。
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by MameBean | 2006-06-30 12:20 | 映画・DVD
常備菜クッキングBOOKより、生姜の甘酢漬けとピクルス。


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最初ピクルス液がちょっと薄いかな〜と思ったんだけど、しばらく漬けていたらちょうどいい感じに漬かりました。

ピクルスは忙しくて野菜がとれていないなと思う時につまんだり、生姜の方はお弁当の防腐に入れたり刻んでごはんに混ぜて簡易すし飯にしたり。


この本はアマゾンの商品券があったので高かったけど、購入したものです。
で、じっくり見てみると、
‥‥あれ?そんなに作ってみたいものが、ない‥‥?

買う前までのあの熱は一体‥‥?って感じです。

あ、でも乾燥豆のピクルスとしめ鯖は作ってみようと思いました。
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by MameBean | 2006-06-29 14:00 | 作ってみました
気分は名探偵—犯人当てアンソロジー
(我孫子 武丸 霧舎 巧 貫井 徳郎 法月 綸太郎 有栖川 有栖 / 徳間書店)

 * * * * * * * *

ガラスの檻の殺人(有栖川有栖)/蝶番の問題(貫井徳郎)/
二つの凶器(麻耶雄嵩)/十五分間の出来事(霧舎巧)/
漂流者(我孫子武丸)/ヒュドラ第十の首(法月綸太郎)
夕刊フジに連載された懸賞付き犯人当てミステリ6編。


問題編・解答編からなる犯人当てミステリアンソロジー。
本のタイトルそのまんまですね。

小さい頃、問題編が1ページでページをめくるとトリックが載っている、クイズみたいなトリック当ての本が好きだったのを思い出しました。(トイレットペーパーに書かれたダイイングメッセージを裏返して読むと犯人の名前になる、とかあったなぁ(笑))

普段、ミステリを読む時や2時間もののサスペンスを観る時も犯人を当てよう!と思って観ていないので、すぐに解答編を見たくなってしまいます^^;

ちょっと引っかかったり違和感を感じる部分はあるんですけどね。それが何故なのかまでは考えが至らない。
おもしろいな、と思ったのが「蝶番の問題」「漂流者」。どちらも叙述系です。
あとは「ガラスの檻の殺人」が、凶器をどこに隠したのか?という分かりやすい構成だったのがよかったです。事件とギリシャ神話を絡めている「ヒュドラ第十の首」は法月さんらしいなぁと思います。


最後の作者たちの座談会(これもクイズになっている)では、新聞連載・犯人当てミステリ執筆の苦労話が読めるのもいいですね。
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by MameBean | 2006-06-28 16:04 | 借りた本─ミステリ
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休日のお昼は、手づくりパンでより、「パン・オ・レ」。

「レ」は牛乳。牛乳のパンという意味です。

仕込み水に牛乳を使い、バターもタップリ。

シンプルでリーンな生地が多い本書のなかで、リッチなパンを選んでみました。

給食のコッペパンを思い出すようなやさしい味で、ジャムやメイプルバターをつけてあま〜くして食べたい、そんなパン。
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by MameBean | 2006-06-27 10:58 | 作ってみました

銃とチョコレート

銃とチョコレート
(乙一 / 講談社)

* * * * * * * *

主人公リンツの住む国では怪盗ゴディバによる窃盗が多発している。
ゴディバに立ち向かう名探偵ロイズはみんなのヒーローだ。


びっくり館の殺人と同じく、ミステリーランドの本。

ヴィタメール、デメル、マルコリーニ、リシャール、ジャンポール、ディーンとデルーカ‥‥
ネーミングにクスリと笑ってしまいます。ここまで徹底的につけるなんて天晴れ!

怪盗、名探偵、宝の地図という子どもたちがワクワクしそうなモチーフ。
お決まりのストーリーを想像していたら‥‥“黒”乙一、入ってます。

主人公の家が貧しい・チョコレートが好き、ということで「チャーリーとチョコレート工場」をイメージしますが、本作の主人公の置かれている状況の方が暗く深い。
残虐でねちっこい描写は“黒”乙一ならでは。

安易にカタルシスを求めるのは禁物です。

自分の信じていることは必ずしも真実ではない、という教えを含んだビターな1冊。
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by MameBean | 2006-06-26 11:57 | 借りた本─ミステリ

今はもうない

今はもうない
(森 博嗣 / 講談社)

* * * * * * * *

S&Mシリーズ第8作。
嵐で外界と連絡が途絶えた別荘。隣り合わせの2つの密室で双子の姉妹が死んでいた‥‥。


‥‥ハイ、気持ちよく騙されました。

いろんなレビューを読んでると、S&Mシリーズを全く読んでいない人はあまり楽しめないかも‥‥とあったのはそういうことか〜
なるほど、ふんわりしたスカートね。

今回の1人称は萌絵ではなく、夏のレプリカのように友人でもない、全くの第三者。
だから理系色も少ないし、その人のキャラのせいもあるけど途中ちょっとまだるっこしくも感じたり。
でも最後にアッと言う趣向が凝らしてあるからお楽しみに‥‥。

本文中にも書かれてあったけど、これは恋愛小説ですね。
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by MameBean | 2006-06-22 19:14 | 借りた本─ミステリ
私の利用している図書館では人気の本が、「ベストオーダー(予約数の多い本)」「ベストリーダー(貸出回数が多い本)」という2種類でホームページ上にランキング表示されています。

ここで面白いのが、必ずしも予約数の多い本が貸出回数も多いわけではない、ということ。

ベストオーダー TOP5は
 No.1 東京タワー リリー・フランキー著
 No.2 ハリー・ポッターと謎のプリンス 上J.K.ローリング作 松岡佑子訳
 No.3 容疑者Xの献身 東野圭吾著
 No.4 ハリー・ポッターと謎のプリンス 下J.K.ローリング作 松岡佑子訳
 No.5 陰日向に咲く 劇団ひとり著

ハリポタはまだ出て間もないわけだけど、それ以外はけっこうなロングランです。
5位以下を見ると、タレント本やイラストエッセイ集(「ダーリンは外国人」の小栗左多里さんとか)、スピリチュアル系(江原啓之さん)なんかが多い。

で、ベストリーダー TOP5を見てみると
 No.1 魂萌え! 桐野夏生著
 No.2 容疑者Xの献身 東野圭吾著
 No.3 孤宿の人 上 宮部みゆき著
 No.4 日暮らし 上 宮部みゆき著
 No.5 孤宿の人 下 宮部みゆき著

宮部みゆきが3つランクイン。そう、宮部みゆきは人気なんです。
25位までに7冊も入っているんです。6位には日暮らしの下巻が入っているので、上巻を読んだほとんどの人が下巻も読んでいるんですね。これは驚き。途中で挫折しなかったということは、宮部ファンなんでしょうね。
他には横山秀夫や東野圭吾も複数ランクインしていて、このことから分かるようにミステリがよく読まれているよう。

ベストオーダーにはあまりミステリは入っていないから、本をよく読む人はミステリが好きなのかな、という印象です。いちミステリファンとしては何だか嬉しいですね。
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by MameBean | 2006-06-20 16:50 | ちょっとブレイク
休日のお昼は、手づくりパンで
(藤田 千秋 / 文化出版局)

* * * * * * * *


シンプルな小麦粉のパンをはじめ、雑穀の入った素朴なパンの作り方が満載。


卵や油脂が少なめのリーンな生地が中心。
ライ麦や全粒粉など雑穀が入ったりドライフルーツが入っていて、そのままで食べるというより食事に合わせるパンたち。パンに合うフィリングや料理も紹介されています。

かなり私好みのレシピ本だけど、材料が軽量カップ・計量スプーン表示だからちょっと‥‥と思っていたら、巻末にすべてのレシピがグラム表記で掲載されていました。
これはかなり◎です。(大さじ2/3とか難しいんですよね‥‥^^;)
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by MameBean | 2006-06-19 18:05 |     ─料理・生活

スクランブル

スクランブル
(若竹 七海 / 集英社)

 * * * * * * * *

17歳の時に女子高内で起きた殺人事件の犯人が、15年たった今わかった‥‥。
犯人は今この結婚式にいる‥‥?

青に捧げる悪夢で初めて読んだ若竹七海さん。
自我が芽生え、他人と自分を比較し悩みがちな思春期を描かせたら上手いですね〜〜
ミステリというスパイスもほどよく効いています。


みんなに認めてもらいたい、でも変なプライドがあって素直に自分を表現できない。他人を否定することで自我を保とうとする。

——10代の女の子なんてみんなこんな感じだったと思う。
女子高生数人集まればちょっとしたもめ事が発生するのに、何千人もの女子高生が学校にいるんだから、そりゃトラブルも起きるでしょう。
私自身は女子高の出身ではないけど、容易に想像ができる。

‘半熟’だった彼女たちが傷つきながらも殻を割っていこうとする様を‘卵’に見立てていて、
タイトルも「スクランブル」 「ボイルド」「サニーサイドアップ」「オムレット」といった卵料理なのが面白い。

また、主人公たちが文芸部所属ということで、いろんな本が登場していて読んでみたくなりました。
若い頃から本をたくさん読んでいればよかったな〜と私は今頃になって思うのです。
ただ6人みんな本好きというカテゴリーが似ているせいか、最後までどれが誰だか名前が覚えられませんでした‥‥^^;


主人公たちと同じように喜怒哀楽して、制服の肌触りまでよみがえってきて、まるで10代の頃に戻ったような気持ちになる、そんな1冊でした。
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by MameBean | 2006-06-15 21:05 | 借りた本─ミステリ

ホテル ビーナス

ホテル ビーナス
(ビクターエンタテインメント)


 ♯ ♯ ♯ ♯ ♯

ワケありのものばかりが暮らす「ホテル ビーナス」。
さらにワケのありそうな親子が現れて‥‥。


この映画は公開前に前売りを買っていたのに、観ないまま終わってしまっていたんですよね。
中谷美紀さんのファンです。

中谷さんの役所は娼婦なんですけど、それにしては美しすぎます‥‥。
アル中のダンナといつも殴り合いの大げんかして、頭にはカーラーつけてるのに生活感のない美しさ^^;


心に傷を持つものたちが集まっているホテルだから、人間関係も一筋縄ではいかない。
でも肝心の心の傷がイマイチ描ききれていない。
チョナンの過去にしたって、それってチョナンの責任‥‥?
ガイにしたって、それ以外に方法はなかったの‥‥?
麻薬というモチーフにもあまり突っ込んでいなくて、安易に選ばれた感じがしてしまう。

ウラジオストックで撮影、言葉は韓国語。
この世のどこでもない国という設定だけど、ストーリーにまでリアリティが感じられない。

映像は美しいんですけどね。青みがかっていて、彩度が低くて、物悲しいような美しさ。
ウラジオストックに行ってみたくなります。

唯一リアリティが感じられたのは、ボウイが武器を持つことによって自分が強くなったと思ってしまう心理。
「強さとはそういうものではない」。そういった心理状態の時には、その言葉さえ理解できない。


ーーと、柄にもなく辛口になってしまいましたが、決して悪い映画ではないと思います。
ただ、心に残る映画と言うわけでもなく、企画先行なのかな‥‥という感が拭い切れない映画でした。
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by MameBean | 2006-06-12 16:19 | 映画・DVD