図書館で借りた本の読書記録です 基本的にミステリ好き


by MameBean
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ミステリーの系譜

ミステリーの系譜
(松本 清張 / 中央公論新社)

 * * * * * * * *

横溝正史の『八つ墓村』のモデルにもなった大量殺人事件「津山30人殺し」をはじめ、
実際に起きた事件に松本清張がせまる。


頭に2本の電灯をさし、村中を駆け回りながら猟銃で人々を殺害するシーンは
『八つ墓村』であまりにも有名で、衝撃的。
それが実際の事件をモデルにしていると知った時は驚愕しました。
「事実は小説よりも奇なり」とは言うけど、それだけで終わらせないところがミステリ作家なのだな。

犯人はなぜそのような凶行に走ったのかが抑制された文章で描かれています。
その土地の風土・風習から調査し、実際に足を運び、膨大な捜査文献を読破した跡がうかがえます。
まるで実際に犯行現場に居合わせたかのような生々しい描写に身震いさえします。

人が人を殺す理由に対する松本清張の強い探究心を感じる1冊です。
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by MameBean | 2005-10-28 15:18 | 借りた本─ミステリ
映画
チャーリーとチョコレート工場

 # # # # #

ナナメに傾くくらいおんぼろで貧しい家に家族7人で暮らすチャーリー。
彼の家の近くには世界一のチョコレート工場があるが、中には誰も入れない。
しかし、世界中でたった5人だけその工場に入ることを許可された。
チャーリーはチョコレート工場の中に入れるのか‥‥?



「シザーハンズ」や「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」のティム・バートンと
同じく「シザーハンズ」などさまざまな出演作のあるジョニー・デップの作品ということで
公開前から注目していました。


無人のチョコレート工場でチョコレートがパッケージされていく過程から、物語は始まります。
オープニングはディズニー映画風で、無機質ながらも夢があってわくわくします。
ティム・バートンはディズニー・スタジオでアニメーターを務めていたそうなので、その影響を感じます。

物語が進むにつれ、現在でも未来でも過去でもあるような、でも違うような
ティム・バートン独特の世界に引きずりこまれます。

暗い色彩の中にビビットな色という、ティム・バートン特有の色彩世界がそうさせるのでしょうか。
わたしはこのティム・バートン色使いが好きなんですよね。
衣装もキャラクタの個性が出ていて好きです。
工場の従業員ウンパ・ルンパの七変化も見どころです。


歌あり笑いあり、でもほろっと温かくなる上質のファンタジーです。
特に主人公チャーリーの純粋無垢さ、家族を思う気持ちの素直さに胸がきゅーんとなります。

チョコレート工場の秘密 ロアルド・ダールコレクション 2
原作ではこの世界がどう描かれているのか、ぜひ読んでみたいですね。
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by MameBean | 2005-10-26 14:13 | 映画・DVD

10/25 予約状況

10/25 予約状況

・ バッテリー 2(あさのあつこ)
・ミッキーマウスの憂鬱(松岡圭祐)
・生首に聞いてみろ(法月綸太郎)
・お菓子のつくりかた(松長絵菜)
・ウー・ウェンさんのわが子が育つ家族の食卓(ウーウェン)
・容疑者Xの献身(東野圭吾)
・告白 非売品版(町田康)
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7月25日に予約した「バッテリー 2」がまだ借りれないというすごい状況。
大人気なのねー。
なんとなく夏に読みたい本だと思っていたのに秋になってしまった。
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by MameBean | 2005-10-25 12:04 | 予約状況

日傘のお兄さん

日傘のお兄さん
(豊島 ミホ / 新潮社)

 * * * * * * * *


幼い頃遊んでくれた近所のお兄さんは、今ネットで騒がれている「日傘男」‥‥?(表題作)


久しぶりに何度も読み返したくなる本に出会えました。

初めて読む女性作家の本で、表紙は淡い水彩画、タイトルは「日傘のお兄さん」‥‥
てっきりファンタジックな物語だと思っていたら、今のネット社会や高校生の気持ちなどが描かれていて
予想外に現実的でした。
でも読後感はさわやかで、やっぱり淡い水彩画がぴったりくる感じ。
「純愛」だな‥‥

表題作のほかに「バイバイラジオスター」や「すこやかなのぞみ」なんかもよかったです。
久しぶりに甘くせつない気持ちになりました。
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by MameBean | 2005-10-13 12:06 |     ─小説・エッセイ

封印再度

封印再度
(森 博嗣 / 講談社)

 * * * * * * * *

S&Mシリーズの第5作。
家宝「天地の瓢」と「無我の匣」を残して密室の中で死体で発見された仏画家。
50年前に同じ家で起きた事件とは関係があるのか‥‥?

「封印再度」—「WHO INSIDE」 森作品はタイトルの付け方がうまいですね。
密室の謎の他にパズルの謎が加わって、コチコチに固まった頭の中が柔らかくなったような気がします。
古い民家・密室・消えた凶器‥‥設定が本格ミステリっぽくていいですね。
でも計算式で答えが出るのが森ワールド。
若干腑に落ちない部分もありますが、必ずしも必然ではない‥ということでしょうか。

犀川&萌絵コンビの関係に形が現れはじめて、行方がますます気になるところですが、
萌絵ちゃん、今回はやりすぎですよ ^^;
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by MameBean | 2005-10-04 13:46 | 借りた本─ミステリ