図書館で借りた本の読書記録です 基本的にミステリ好き


by MameBean
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カテゴリ:映画・DVD( 54 )

アマデウス

アマデウス
( ワーナー・ホーム・ビデオ)

 ♯ ♯ ♯ ♯ ♯


ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト。

タイトルのアマデウスとはモーツァルトの本名です。
ウィーンの宮廷音楽家、サリエリによって語られるモーツァルトの生涯。

幼い時から音楽の非凡な才能を開花させ、女好きで酒好き。傍若無人、何の苦悩などなく、泉から水が湧き出るかのように音楽を生み出すモーツァルト。
しかしながらも、父親の呪縛から生涯逃れることができず、酒や女遊びはそのはけ口でしかない。


長年に渡ってモーツァルトの才能に嫉妬の炎を燃やし続けたサリエリが、そのことを知った時、一体どんな気持ちだったのだろう。死に向かっていっているモーツァルトの作曲を手伝う、あのシーンに全てが描かれていると思う。
モーツァルトを誰よりも憎んでいたサリエリが、実は誰よりもモーツァルトの才能・音楽を愛し、理解していた。

クラシックが題材ですが、作品は堅苦しくなく、絢爛豪華な建築、贅を尽した衣装など見どころがたくさんあります。次々と変わるモーツァルトのかつらなど見ていて楽しい。
そしてその華やかな時代があるからこそ、落ちていく瞬間が際立ちます。
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by MameBean | 2006-09-27 16:22 | 映画・DVD
ブリジット・ジョーンズの日記
( ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン)

 ♯ ♯ ♯ ♯ ♯

30代独身のブリジットは新年を迎えるにあたって、現状を打破しようと目標をたてる。
それは「日記をつけ、タバコとお酒を控えめにし、体重を減らして、恋人を見つける!」。


この映画、昔ビデオで観ていますが、すっごく好きです。
その時友人にもお勧めしたところ、『え〜〜?』って言われて、いまいち良さを分かってもらえなかったのを覚えています。


・彼氏がいない
・仕事がうまくいかない
・ダイエットが成功しない
・親が結婚結婚とうるさい

30代、独身女性ならどれかしらの悩みを抱えていると思う。

その悩みを直球で描いたリアルな女性たちの映画、と言えるのかな。
家の中にある食料を片っ端から食べ尽してしまったり、将来自分は孤独死するんじゃないかと本気で心配したり。
女性にとって将来に対する確証がないのはとっても不安なこと。それがユーモアたっぷりに描かれています。

でも恋愛に関してはリアルさはなくシンデレラストーリー。だってセクシーなヒュー・グラントにちょっかいを出されるなんて、ありえない!

それよりも、コリン・ファース演じるダーシーの感情を抑えつつも気持ちを伝える姿にきゅうっとなりました。控えめに『I like you』と言うところ。空回りしてしまっているブリジットを見守っているような視線もいいなぁと思う。

それと妻に逃げられたブリジットパパ。すごく寂しい思いをしてすごく傷ついたと思うのに、最後には許すところが素敵です。

昔観た時とは違って、ブリジットよりも男性陣に感情移入してしまった。
『ありのまま』を愛する。男性陣は懐が深いなーと思います。(ヒュー・グラントもね。デカパンを見ても引かないのはスバラシイと思う)

昔見せた友人も、今ならこの映画の良さを分かってくれるんじゃないかな。

この映画をビデオで観たそのすぐ後に、映画『シカゴ』でのレニー・ゼルヴィガーを観たらびっくりしました。レニー=ブリジットというイメージだったのに、『シカゴ』ではお腹もおしりも出てなくてスタイルいいセクシーな体型。そのあとまた続編でブリジットに戻ってるんだから、おそるべし。
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by MameBean | 2006-09-15 16:43 | 映画・DVD

インファナル・アフェア

インファナル・アフェア
(ポニーキャニオン)

 ♯ ♯ ♯ ♯ ♯

警察に潜入したマフィアの男、ラウ。マフィアに潜入した警察の男、ヤン。
それぞれの組織で台頭した2人だが、警察とマフィアが互いの犬(スパイ)の存在を知る。
そして2人は対峙する‥‥。


ハードボイルドは小説でも映画でもあまり観ないんですよね。頭の悪い私には話が複雑だったりして内容が理解できないことが多いから。
でも本作はレオナルド・ディカプリオとマット・デイモン出演でリメイクされると聞いて借りてみました。

10年前と現在を別の役者が演じているので、最初はどちらが誰だかのみ込みにくくはありましたが、話が進むにつれて理解できました。

ヤン役のトニー・レオン、よかったです。私の数少ない好きな俳優の一人です。
ヤンは早く警察の組織に戻りたいのに戻れない。優秀な人なのに職務とは言えマフィアの手下にならざるを得ず、普通の人生を送ることができなくなってしまう。それはまさに地獄‥‥。(infernal:地獄の)その哀愁が漂うところがよかったです。
誰にも心を見せないヤンが、くつろいだ表情を見せ素直になれるのは、たった一人の女性だけ。これが自分だったら、ぐっときますね。

対するラウも、彼女といる時に見せるおどけた無邪気な表情が印象的です。
ラウは警察官として、家庭を築いて普通の人生を送ろうとしていたんじゃないかなと思います。


組織の中で生きる2人のそれぞれの苦悩に胸が切なくなります。
だからどちらもバレないでいてほしいと思ってしまいます。バレれば待っているのは『死』ですから‥‥。

スリリングで切なくて、ラストは‥‥胸がギュっと詰まります。
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by MameBean | 2006-09-07 14:36 | 映画・DVD

ディープ・ブルー

ディープ・ブルー スペシャル・エディション
(東北新社)

 ♯ ♯ ♯ ♯ ♯

海に生きる生き物たちの自然の姿を捉えたドキュメンタリー。


回転しながら飛び跳ねるイルカや、不思議な色・形の深海生物、極寒のなか絶食して卵をあたためるペンギンなど、きれい、可愛い、そういったものだけではなく、シャチがクジラの子供を襲ったり、ともすると残酷とも思えるような自然の厳しさが映し出されています。

映像がとても美しく、生物も神秘的で綺麗で、その存在を尊ぶべきものであることが伝わってきます。

ただ残念なのは、一つひとつのエピソードというか、一つの生物について描かれているのが短く、ちょっと浅く散漫な感じがしたこと。あるものを補食する立場ものも、別のものに補食される立場でもあるわけで、なのにそういう食物連鎖の関係のほんの一部分だけを切り取ってしまったら、ちょっと不公平な感じがしてしまう。現実なんだけど、切り取られ方によってはフィクションになってしまう。そのへんはドキュメンタリーの難しいところなのかもしれない。

でも生物たちが厳しい自然の世界で生きているのは現実で、その命を人間の利便やエゴのために犠牲にしてはいけないのだと胸につまされた。
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by MameBean | 2006-09-04 15:23 | 映画・DVD
ロッキー・ホラー・ショー
( 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン)


 ♯ ♯ ♯ ♯ ♯

婚約中のジャネットとブラッドが電話を借りに立ち寄った館では、気味の悪い使用人が二人を中に招き入れた。
そして館の主人が人造人間を披露すると言い出して‥‥。


一応↑にストーリーを書きましたが、ストーリーなんてあってないようなもの。
なくていいんです、コレは。

一言で言うと『おバカ』映画。
とつぜん歌ったり踊ったり。
その意味を考える必要はないのです。

で、これは観ている側も踊ったりツッコミを入れたりして観るという、観客参加型の映画として上映されて、未だに上映会が行われているそう。
だから家で1人で観るというのは本来の見方じゃないんだろうけど、タイムワープとか一緒にやりたくなりましたよ^^;
ミュージカル調で、歌詞はおバカなんだけど曲がけっこういいんですよね。みんな歌も上手くて。
特にジャネット役のスーザン・サランドンが綺麗な声が、アクのある他の人たちの中で際立っていて印象的でした。

頭を柔らかくして何も考えず観ればけっこうおもしろいです。
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by MameBean | 2006-08-10 19:11 | 映画・DVD
シャーロック・ホームズの冒険 完全版 Vol.14
( ハピネット・ピクチャーズ)

 ♯ ♯ ♯ ♯ ♯


魔犬の潜む屋敷の謎にホームズとワトソンが挑む「パスカビル家の犬」の前編・後編を収録。


犬版ホームズと一緒に届いたのが(2本づつDVDが届きます)、本家ホームズ^^;

何度か巻き戻して見直したんですが、途中からもう誰が誰だか分からなくなってしまいました‥‥。登場人物少ないはずなのに^^;
台詞でもちょっとよく分からないところがあって、吹き替えと字幕合わせて観てやっと分かった感じ。

磨犬という未知のものに対する恐怖心というのがこの物語の重要ポイントだと思いますが、それをビジュアルで表現するのはなかなか難しいな、と。だって「えっ、黒ラブラドール?」って思うくらい、犬怖くなかったですから。今だったらCGでなんとか表現できそうですが。


「パスカビル家の犬」は小説で読もう、と思いました。
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by MameBean | 2006-07-28 10:55 | 映画・DVD

劇場版 名探偵ホームズ

劇場版 名探偵ホームズ
(ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント)

 ♯ ♯ ♯ ♯ ♯

86年に劇場公開された『青い紅玉』『海底の財宝』の2作品。



まさに漫画映画!

原作コナン・ドイルとなっていますが、タイトル以外は全く関係ありません。
推理とかではなく、ドジな怪盗対名探偵というコメディー。
スピード感があってハラハラドキドキ、純粋に楽しめる娯楽映画です。

私はTVシリーズは観ていなかったのですがそれでも、クールで紳士的なホームズに喜怒哀楽の激しいワトソン、心やさしいエリソン夫人というキャラクタ、そして3人の関係性が分かりやすくていいです。

『青い紅玉』での男の子みたいに元気な少女ポリィとホームズの交流なんか、心が温まりますね。小さな狭い部屋でお茶を入れてふるまうあたりは『魔女の宅急便』っぽいな、と思ったり。そういえば車や飛行機などのメカの描き方は『ナウシカ』っぽいですね。ジブリのルーツ的な作品だと思います。

映像特典で当時のスタッフによる座談会が催されているんですが、これは必見。
ホームズシリーズは原案のキャラクタデザインがあって、しかもイタリア国営放送との合作で作られたそうで、その分制作上の苦労も多かったようです。
モリアーティのマントの色ひとつとっても、宮崎監督含めスタッフが妥協せず突き詰めていったり、イメージを膨らますためにイギリスの資料をたくさん集めてイメージボード(アイディアスケッチ)を作ったり。それらすべては、もっと面白くしたい!という考えのもとのようです。その姿勢が素晴らしいなぁと思います。

今のアニメってデジタルで昔に比べ簡単に作れてしまうから、そういうスタッフみんなでディスカッションして作っていくことが減っているように感じます。


素晴らしいスタッフによって作られた、素晴らしい漫画映画でした。
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by MameBean | 2006-07-19 14:23 | 映画・DVD

スパイダーマン 2

スパイダーマンTM 2
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

 ♯ ♯ ♯ ♯ ♯

スパイダーマンであることを隠し生活するピーター・パーカー。
彼の前に新たな敵が現れて‥‥。


ツッコミどころ満載‥‥^^;
「1」は映画館で観たので、ビルの谷間をとびゆくシーンとかダイナミックで面白かったんですけどね。
今回はそういうシーンが少ないです。

今回はスパイダーマンとして人々の役にたつことと、学業・生活・恋愛という自分自身のこととの間で悩み、葛藤する「ヒーローだって悩みがあるんだい!」というのがテーマ(かな?)。

でもその悩みに共感できないんだよね〜

高校の頃、現国で習った評論に「心の鉱脈」というのがありました。その中で作者(誰だったかは失念しました‥‥ 追記:河合隼雄さんでした)が述べているのは、人間の心のエネルギーはどこかで節約すれば他でたくさん使えるというものではない、自分が精一杯打ち込めるものを見つけることができれば鉱脈のようにエネルギーがたくさん湧いてきてすべての物事を精力的に取り組むことができる、ということでした。
その文章にいたく感銘を受けたことを覚えています。

だからピーターのスパイダーマンとしての活動が大変だから学業がおろそかになってしまう、というのは言い訳のように思えてしまう。ヒーローであることに情熱をもっているのなら他も頑張れるはずだろう、と。
努力はしてるけど成績が落ちてしまったのなら納得できるんですけど、努力している姿が描かれていないんですね。

新聞社の編集長やバイト先の店長など、周りの人たちが何だか悪い人のように描かれすぎていて、上手く行かないのはその人たちが悪いかのよう。

MJとかね。なんでピーターは彼女が好きなんだろうね〜^^;


何だかスカッとしない映画だな〜
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by MameBean | 2006-07-12 14:49 | 映画・DVD

知りすぎていた男

知りすぎていた男
(ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン)

 ♯ ♯ ♯ ♯ ♯


ベン一家が偶然知り合った男は暗殺計画を口にして死んでいった。
口封じのため息子が誘拐されて‥‥。


ヒッチコック監督作品。
ヒッチコックが、イギリス時代の自作「暗殺者の家」をリメイクした作品だそうです。

ストーリーは単純、でも疑問が残る箇所がちらほら。
ダイイングメッセージが唯一のポイントかな。

「ケ・セラ・セラ」はこの映画の曲だったんですね。
食事に行く準備をしながら母と息子がいろんな歌を歌ったり、ダンスをするのが素敵。

大使館で危機迫る形相でこの歌を歌うドリス・デイ(母)も素晴らしい。
音楽を効果的に使っているな、と思う。

イントロのオーケストラのシーンもラストに繋がっているし。

でも何でタイトルが「知りすぎていた男」なんですかね。
そんなに知りすぎていたっけ?
オリジナルの「暗殺者の家」というタイトルも不思議‥‥。
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by MameBean | 2006-07-04 15:31 | 映画・DVD
刑事コロンボ 完全版 Vol.1
( ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン)

 ♯ ♯ ♯ ♯ ♯

精神科医の犯罪を暴く「殺人処方箋」と、自作自演の誘拐殺人劇を演じる女弁護士との対決を描く「死者の身代金」の2本を収録。


わ、若い‥‥!!
ピーター・フォークがおじさんじゃない。(1作目は)
まずそれに驚きます。30年も前の作品だから当たり前か。
でもずーっと警部なんですね〜。

コロンボの捜査スタイルも変わらない。
1作目の犯人が精神科医ということで、コロンボを的確に分析しています。
よれよれの格好は相手を油断させるが、実は頭がキレる。
細かいディテールにこだわり、納得いくまでとことん突き詰める。
もちろん「ウチのかみさんが〜〜」の台詞もあります。
1作目からコロンボ像が見事に描かれているんですね。

ただ最後のかなり強引で反則ぎみな捜査の進め方は、若さゆえなんでしょうね〜

ストーリー自体はオチが予想できる。「殺人処方箋」の方がとくに。

でもコンロンボシリーズを観るなら押さえておかないといけない作品だと思います。
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by MameBean | 2006-06-30 12:20 | 映画・DVD