図書館で借りた本の読書記録です 基本的にミステリ好き


by MameBean
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ウォリス家の殺人

ウォリス家の殺人 (創元推理文庫)

D.M. ディヴァイン / 東京創元社


人気作家ジョフリーの別荘“ガーストン館”に招かれたモーリス。彼はジョフリーが兄ライオネルから脅迫を受けていると家族から相談を受ける。

ジョフリーの家庭はいつか事件が起こるのでは、という緊張状態に満ちている。そしてとうとう起こる事件。
が、証言は食い違い、事件の進展もなく時間が過ぎていくので盛り上がりに欠ける感じがあります。
それが、ジョフリーの伝記を書くことになったモーリスが、少しずつジョフリーの隠された過去に近づいていき、事件の背後が見えてくると面白くなってきました。まぁそれは本当に終盤なんですが。
明らかになるある人物とジョフリーとの意外な関係。そして意外な犯人。動機が弱いような気もしますが、登場人物が限られたなか、2度の驚きがありました。

この作品はトリックうんぬんではないので、証言を一つひとつ検証すれば犯人は分かるようになっています。読者にも十分に情報が提示された本格ミステリということですね。でもこの地道で論理的な作業が私は苦手‥‥(笑)もちろん犯人は分かりませんでした。

この表紙の時計ってオルセー美術館の大時計ですかね。ちなみに時計はストーリーとは関係なかったです。
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by MameBean | 2009-04-01 18:34 | 借りた本─ミステリ