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図書館で借りた本の読書記録です 基本的にミステリ好き


by MameBean
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よいお年を!

突然ですが、私の本の感想には5段階とかの評価をつけていません。それは私には明確に本の順位が付けられるほど客観的な判断基準がないし、そもそも忘れっぽいからです。読んだ直後に『面白い!』って言っていても、3歩あるいたらけっこう内容忘れてますから。ニワトリですよ‥‥。

ですから、いろいろなブロガーさんが本年のベスト10を発表されていますが、私は今年読んだ本で気になったものを順不同で挙げてみたいと思います。ひょっとしたら書き忘れがあるかも知れないし、しばらくしたら面白くなかった‥‥などと言い出すかもしれません。それくらいゆるーい感じですが。

・学生アリスシリーズ(有栖川 有栖)
・ハサミ男(殊能 将之)
・ななつのこ(加納 朋子)
・オーデュボンの祈り(伊坂 幸太郎)
・20年後(オー・ヘンリー)
・男子のための人生のルール(玉袋 筋太郎)
・しゃばけ (畠中 恵)
・夜は短し歩けよ乙女(森見 登美彦)
・鹿男あをによし(万城目 学)
・赤朽葉家の伝説(桜庭 一樹)
・インシテミル(米澤 穂信)
・風が強く吹いている(三浦しをん)

あれ、月光ゲームやハサミ男を読んだのは今年でしたか。ずいぶん前だと思ってました。有栖川氏の学生アリスシリーズは今年最新作が出るとはまったく知らなかったものの、今年初めにデビュー作を読んでいます。このシリーズには火村助教授のシリーズにはない、情感たっぷりの情景描写とちょっと青臭い青春群像が好きなので、4作から一つを選ぶのは難しいく、シリーズ全部とさせていただきました。
今年は9月あたりにしゃばけ、20年後、夜は短し、鹿男‥‥と立て続けに面白い本に出合えたのが印象深いです。
そのなかでも、もう一度読みたいと思うものを考えてみると、驚く事に「男子のための人生のルール(by玉袋氏)」なんですよね~。書いてあるのはあたり前のことだけど、目からウロコが落ちて、読書をする意義とはこういうことにあるのかーと柄にもなく思いました。


今年もあと数時間。
来年も面白い本にたくさん出合えますように。
今年覚えた素敵な呪文で締めさせていただきたいと思います。

なむなむ!
by MameBean | 2007-12-31 18:10 | ちょっとブレイク