図書館で借りた本の読書記録です 基本的にミステリ好き


by MameBean
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平山郁夫 祈りの旅路

平山郁夫というと現代日本画の巨匠とでも言うべき著名な人だとは認識していましたが、日本画って静物画や美人画くらいのイメージしかなくちょっと難しく、ちょっと敷居が高い感じがして、あまり観ることがありませんでした。

今回の『平山郁夫 祈りの旅路』に関して読売新聞で自作について語った連載を読み、初めて平山郁夫という人について知りました。幼い頃広島で被爆した体験を持ち、それが平和の希求した作品を描くきっかけになったこと、仏教へ興味を抱くきっかけになったこと。玄奘三蔵の道がシルクロードと重なるため、平山氏自身も同じ道をたどり、その時の風景やその土地の人々を描いています。仏教の宗教絵画的なものだけじゃなくて、息づかいまで聞こえてきそうな人物画とか、実際に行って見てきたような気分になる風景画もあって、日本画もいいものだなーと再発見しました。

e0030112_10401868.jpgバーミヤンの破壊された石仏を描いているものがあり、しばらく足が止まってしまいました。もう観ることができないと思っていたものが、こんな形で観られるとは思いもよらなかった。また、驚いたのが制作年が2007年の作品が多数あったこと。御年77歳というから氏の制作意欲には脱帽です。
夕日を背にらくだが一列に並んだ『絲綢之路天空』と、真っ青な夜の厳島神社を描いた『月華厳島』が特に目を見張る美しさでした。展示作品の入れ替えがあるようなので、会期終了までにもう1回くらい行きたいな。

e0030112_104133.jpgムンク展、シャガール展、フィラデルフィア美術館展、フェルメール《牛乳を注ぐ女》とオランダ風俗画展
この秋は観たい展覧会が目白押し。芸術の秋にしたいものです。


←グッズ売り場で見つけたらくだのしおり。ずっとしおりが欲しいなーと思っていたので、いいもの見つけられて大満足。
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by MameBean | 2007-10-14 23:38 | ちょっとブレイク