図書館で借りた本の読書記録です 基本的にミステリ好き


by MameBean
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男子のための人生のルール

男子のための人生のルール
(玉袋 筋太郎 / / 理論社)

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自身も中学生男子の親である著者の、初の書き下ろし単行本。
漢・玉袋筋太郎が満を持しておくる子どもたちへのメッセージ。

理論社から出版されているよりみちパン!セというヤングアダルト向けの新書。
“学校でも家庭でも学べない「いま」を生きていくためのたいせつな知恵のかずかずについて、刺激的な書き手たちが、中学生以上すべての人に向けて、読みやすくコンパクトなかたちで書き下ろします”というコンセプトだそう。
この他にも、なかなか面白そうなタイトルが控えてます。

浅草キッドの水道橋博士はたくさん本を執筆しているで、書き物は博士の担当だと思っていました。しかしどうして、玉ちゃんもいい文章を書くではないか。
一見おちゃらけた人のようだけど、人間としての基本ができている人なんだと、180度見方が変わりました。昔は、親はもとより銭湯にいる人近所の人、周りの人が全て教えてくれたんだそう。今の子たちは教えられていないから分かるわけがない、と。人生の先輩なんて上から目線じゃなく、ちょっとばかり人生を長くやっている『中学27年生』としての伝えたいことが書かれている。

男子のための人生のルールなんてタイトルになっていますが、ここに書かれているのは挨拶をするとか我慢をするとかコンプレックスに向き合うとか、けっして特別なことじゃない。
でも挨拶すると気分がいいからしようなんて理想論を持ち出すのではなく、お互いに嫌な気持ちにならないため・相手の迷惑に気づかないのは恥ずかしいこと、ってちゃんと納得できる説明がされている。しかも中学27年生としてのアドバイスだからすんなり受け入れられる。男子でもなく、中学生でもない私のこころにもスーっと入ってきました。

中学生よ、銭湯に行け‥‥!

話が昔の思い出話になったりしたとき、何回かウルッと目頭があつーくなりました。いいな〜、楽しそうな時代だったんだな。

本を開くと、黒とサイケな赤の2色で、タイトルがすごく大きかったり、落書き風のイラスト(100%ORANGE)があったりと、造本が面白いことになってます。(電車ではちょっと読みづらい時も(笑))この装丁はあの人だろうと思って、捜してみると‥‥やはり祖父江慎。装丁で“おっ!”と思うものって必ず祖父江さんなんですよね。
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by MameBean | 2007-09-26 17:26 | ─小説・エッセイ