図書館で借りた本の読書記録です 基本的にミステリ好き


by MameBean
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焦茶色のパステル

焦茶色のパステル (講談社文庫)
(岡嶋 二人 / / 講談社)

* * * * * * * *

競馬評論家・大友隆一が牧場で銃によって殺され、近くにいたサラブレッドの親子もまた撃たれた。
大友の妻が事件を調べると、競馬界の重大事実が判明する‥‥。
第28回江戸川乱歩賞受賞作。

もうすぐ行く北海道では、社台スタリオンステーションという所に馬を見に行く予定です。
ここには超有名な馬が種牡馬として繋養されていて、マナーをきちんと守れば見学をすることができるらしいんです。で、超がつくほど有名な馬とは『ディープインパクト』。

競馬のことをあまり知らない私でも知っている馬です。私は競馬はよく分からないけど、疾走する馬が間近で観れるのが面白くて、何回か競馬場に足を運んだことがあります。
北海道に行く前に少しは馬のことを知りたいな〜と思い選んだこの本。

競走馬と殺人がからみ、競馬の世界の裏の事情が暴かれます。(もちろんフィクションですが)
馬はただ走るだけなのに、人間の思惑がからむことで事件は複雑になっていきます。ラストは競馬界全体の危機的な状況に‥‥。

この本で分かったのが、競走馬にとって血統がいかに重要なのかということ。
サラブレッドの血統をたどっていくと、必ず3頭の馬にたどり着くそうです。つまり、全てのサラブレッドはその3頭の子孫なんだそう。そこまで遡れるほど、血統がきちんと管理されているんですね。

内容としては競馬がほとんどですが、競馬のことが分からない人が読んでも分かりやすい文章になっています。
登場人物もすごく個性的というわけではないのに、誰が誰だか分からなくなることもなくちゃんと描き分けられていて、選評でデッサン力があると評されていたのもうなずけます。
しかもこれ、デビュー作ですからね。


それでは北海道に行ってきま〜す。
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by mamebean | 2007-08-14 08:33 | 借りた本─ミステリ