図書館で借りた本の読書記録です 基本的にミステリ好き


by MameBean
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コープスブライド

ティム・バートンのコープスブライド
(ワーナー・ホーム・ビデオ)

 ♯ ♯ ♯ ♯ ♯

ヴィクターは、親が決めた結婚相手であるヴィクトリアとの結婚式を明日に控えていた。
誓いの言葉をうまくしゃべれないヴィクターは一人練習をするが、誤って死んだ花嫁と結婚の誓いをたててしまい‥‥。

ふと、ドラマ化もされた『流転の王妃の昭和史』を思い出しました。
満州国皇帝の弟に嫁いだ日本の名家の令嬢。政略結婚ではあったけれども、二人の間には愛が生まれて‥‥という実話。

親が決めた結婚だったけれど、お互いに惹かれるものを感じたヴィクターとヴィクトリア。
本作はフィギュアを動かして撮影するストップモーション・アニメだけど、キャラクターたちの細かい表情や動きで惹かれ合う気持ちが伝わってくる。自信がなくてモジモジしたような、ジョニー・デップが声を務めるヴィクターのしゃべり方も何とも言えないいい味出してます。


この映画の中では生きている者たちの世界は、モノクロのように暗い。
ヴィクターなんて死者のように暗い顔をしているし、他の人たちはいつも険しい顔をしている。

でも逆に死者の世界は色彩豊かで、骸骨になろうが歌って踊って飲んで騒いで、すごく楽しそう。
この独特な世界観がティム・バートンらしい。
『チャーリーとチョコレート工場』と同時期に劇場公開されただけあって、色彩世界やキャラクター造形、そしてストーリーに含まれるシニカルな感じに相通ずるものを感じます。

ヴィクターとエミリーがピアノを弾くシーンがあるんですが、これは必見。ピアノを弾く時に見せるヴィクターのイキイキとした表情もいいのですが、音と指の動きがピッタリでアニメーションだということを忘れてしまいます。撮影大変だっただろうなーと下世話なことを考えてしまうくらいすごい。

他にも布がヒラヒラなびくところなど、クリエイターの人たちの職人魂を感じさせるシーンが満載です。メイキングではそれが垣間見れますので、こちらも必見です。
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by mamebean | 2007-05-18 19:27 | 映画・DVD