図書館で借りた本の読書記録です 基本的にミステリ好き


by MameBean
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カーの復讐

カーの復讐
(二階堂 黎人 / / 講談社)

* * * * * * * *

古代エジプトの秘宝≪ホルスの眼≫を頂戴するために発掘者ボーバン博士に近づいたのは、アルセーヌ・ルパン。
彼を待ち受けていたのは奇妙な連続殺人事件だった。

『銃とチョコレート』、『びっくり館の殺人』、
ミステリーランドの本で今まで読んだものは子供が読むにはちょっとビター過ぎるものでしたが、こちらは子供でもワクワク・ドキドキできるものでした。『かつて子どもだったあなたと少年少女のための—』という趣旨に最も則ったものではないかと思います。

小学校の頃、ひんやりしてちょっと湿っぽい図書館で、江戸川乱歩の『怪人二十面相』シリーズやシャーロック・ホームズのジュブナイル版を読んでいた時のことが思い出されます。
ルパンも読んでいたはずだけどな〜、スッパリ記憶に残っていません。だから、少年少女目線で読めました。あくまで目線ですが^^;

財宝、密室、抜け穴、呪い‥‥
なんともソレっぽいモチーフに、ちょっと古めかしい文体と言い回し。
懐かしい雰囲気が醸し出されています。
ここは懐古趣味だなんて思わずに、どっぷり浸るのがいいみたい。

何の前提知識もなく読み始めたので、題名にある"カー"から勝手にディクスン・カーを連想していたのだけど、関係ありませんでしたね。もっとも、子どもはそんなことは気にしないんでしょうけど。

先入観なく、疑うことなく小説を読むことって、大人になってくるとだんだん難しいものです。(この小説、ホンモノなの〜?って最初から疑ってました^^;)
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by MameBean | 2007-03-13 12:27 | 借りた本─ミステリ