図書館で借りた本の読書記録です 基本的にミステリ好き


by MameBean
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30

アザーズ

アザーズ
(ニコール・キッドマン / ポニーキャニオン)

 ♯ ♯ ♯ ♯ ♯

グレースは光にあたる事のできない2人の子供を抱え、広い屋敷で戦地に赴いたまままだ帰ってこない夫を待っている。
ある日、3人の男女を使用人として雇う事になるが、家の中で不思議な物音・出来事が起こるようになる‥‥。

家に自分一人しかいないはずなのに、自分以外が発するの物音がする‥‥。
一人暮らしをしているとき一番怖かったのが、こんな感覚がするとき。
実際には家具や部屋の木材が湿度や温度で変化するとき発する音だったりするんだろうけど、不安になりますよねぇ。


そういうシンプルで古典的な怖さを扱った映画。
グロテスクなのが出てきたりしないのに、音とカメラワークだけで恐怖を描き出しています。
その恐怖も和製ホラーのようにじめっとした恐怖ではないので、ホラーが苦手な人でも大丈夫だと思います。

確かに感じる気配・音、子供たちだけに見える何者か。
だんだん神経質になって孤立していく、母親役のニコール・キッドマン。
美しいですね〜。
美人は暗闇だとより美しいですね。『暗くなるまで待って』のヘップバーン然り。

光に当たってはいけない子供、神経質な母親、何か隠していそうな使用人‥‥
ふわふわとした不安感が、霧が晴れるように徐々に明らかになっていき、ラストではそれまで立っていた場所が180°変わってしまうような驚愕の事実が判明します。ストーリーの中でも、霧が立ちこめていて屋敷の外に出れないなど、霧が効果的に用いられていて、ラストを知るとなるほどと思えます。
「アザーズ」というタイトルもなかなか利いてますね。
[PR]
by MameBean | 2007-01-19 18:58 | 映画・DVD