図書館で借りた本の読書記録です 基本的にミステリ好き


by MameBean
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占星術殺人事件

占星術殺人事件
(島田 荘司 / 講談社)

 * * * * * * * *


ある画家の死後、手記が見つかった。そこには、自分の6人の娘をバラバラにして『アゾート』を造り出す、と書かれており、実際に娘たちがバラバラにされた状態で全国各地で見つかった‥‥。


うすうす勘付いていたけど、あぁやっぱりという感じ。
あの漫画の元ネタだったんですね。あちらではミイラになっていましたが。
漫画でもそのトリックには衝撃を受けました。もちろんトリックの完成度は小説の方がいいです。埋めた穴の深さや場所などにもちゃんと理由があって。でも、やっぱり小説で騙されたかった‥‥!

事件が起きたのを昭和11年としたのにも納得。
御手洗潔が『現代は犯罪者にとって夢のない時代』と言っていたのが印象的。

2度にわたる読者への挑戦が挿入されていて、この上なくフェアに描かれています。

さて、私にとってはじめての御手洗潔でしたが、躁鬱的でシニカルなその性格はホームズを彷彿とさせます。解説で描かれていた様子がなんだかほほえましかった。
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by MameBean | 2006-11-02 11:12 | 借りた本─ミステリ