図書館で借りた本の読書記録です 基本的にミステリ好き


by MameBean
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暗くなるまで待って

暗くなるまで待って
( ワーナー・ホーム・ビデオ)


 ♯ ♯ ♯ ♯ ♯

スージーの夫が見知らぬ女性から渡された人形。
それを取りかえすべくやってきた男たちは、スージーが盲目だと知り、ひと芝居を打つ‥‥。


登場人物は6人と少なく、舞台もほぼスージーの家という1箇所だけ。
限られた空間でこれほどハラハラ・ドキドキするとは思わなかった。
空間が限られていることが、逆に物語の密度を増している。

全てを知った時のスージーの恐怖とショックの表情が印象的です。
演技をする上で、目の動きや目の表情って重要な要素だと思う。
それを制限された中でも、こんなにもスージーの感じた恐怖が伝わってくる。

スージー役のヘップバーンは当時38歳。
私は彼女が若い頃の作品しか観たことがなく、彼女に対して可愛いという印象しかなかったので、こんなに鬼気迫った演技ができるとは思いませんでした。


そして、もう頼るものが何もないと悟った時に生まれるのは、絶望ではなく勇気。
ダンナさんが日頃から、目が見えないからといって他人に頼るのではなく、自分の力で解決するように言い聞かせていたのが伏線となっています。
他にもさりげなく伏線がちりばめられていて、それらが上質なサスペンスを形作っているのが分かります。


この作品はぜひ部屋を暗くして観ることをオススメします。
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by MameBean | 2006-10-04 14:31 | 映画・DVD