図書館で借りた本の読書記録です 基本的にミステリ好き


by MameBean
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有名ミステリ読んでみました_黄色い部屋の謎

黄色い部屋の謎
(ガストン ルルー Gaston Leroux 宮崎 嶺雄 / 嶋中書店)

 * * * * * * * *

スタンガースン博士の令嬢が、密閉された黄色い部屋で瀕死の状態で発見される。
令嬢は何者に傷を負わされたのか、また犯人はどこから逃げたのか‥‥。
若き新聞記者ルールタビーユと老練な探偵ラルタンの推理合戦が始まる。


やっと読み終わりました‥‥!
貸出期限内に読み終わらなくて、再度借りてどうにか読み終えたものの、読んでいる最中に何度寝そうになったことか‥‥。

だってこの477 ページの中で起こったことと言えば、スタンガースン嬢殺害未遂のみ。
前半のルールタビーユとラルサンがなにやら調べているシーンが長くて、おいてけぼりをくらっているよう。それがちょっと冗長に感じてしまいました。
それらの調査や突拍子なく思える言動はラストへの伏線ではあるので、最後には理由が分かるものの、もうちょっとヒントが欲しかったかな、と。私が気づかなさすぎなのでしょうか。読者には知らされていない事実が最後に出てくるのもどうかと。
しかも伏線を、最後にルールタビーユ自身が一つひとつ解説していくのがちょっと情緒なさすぎのように感じるました。

でも小さな謎や疑問が複雑にからみ合って、出口が見えないでいたかと思った事象が、するするっとほどけていく瞬間は気持ちいい。たとえそれがかなり意外な出口でも。

この作品が約100年前の作品だということで、古典の密室としてミステリの歴史上重要な作品だそう。名作ミステリベスト10に入ったり、不朽の名作と言われているそう。その意味を理解するには、もうちょっとミステリの歴史を学ばなくてはならないな。
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by MameBean | 2006-08-18 20:51 | 借りた本─ミステリ