図書館で借りた本の読書記録です 基本的にミステリ好き


by MameBean
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第三の時効

第三の時効
(横山 秀夫 / 集英社)

 * * * * * * * *

F県警捜査一課には3つの班がある。笑うことのない朽木、公安上がりの冷血な楠木、カンの鋭い村瀬。
タイプの違う3人は互いに闘争心むき出しで反発しあっている‥‥。
表題作を含む6編の短編集。


どれもかなり面白かった。
順位をつけるなら 1位「ペルソナの微笑」
         2位「密室の抜け穴」
         3位「第三の時効」
         4位「囚人のジレンマ」
         5位「沈黙のアリバイ」
         6位「モノクロームの反転」

横山 秀夫 作品は警察小説だから、すごいトリックが登場するわけではく、泥臭い警察内部を描いたものなのにこんなに読者を魅了するのだからスゴイ。
本作は特に警察の同じ課でのいがみ合い、責任の擦り付け合いといったどろどろしたものを描いている。

だからみんな自己中心的で自分の手柄のことだけしか考えていないのかと思いきや、犯罪を・犯罪者を憎む熱い気持ちを持っている。


実際の警察官もこんな気持ちで捜査に当たってほしい。ここ数日のニュースを見るとそう思ってしまいます。
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by MameBean | 2006-05-24 14:09 | 借りた本─ミステリ