図書館で借りた本の読書記録です 基本的にミステリ好き


by MameBean
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おとなの教養 古典の女たち

おとなの教養 古典の女たち
(瀬戸内 寂聴 / 海竜社)

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額田王・和泉式部・道綱の母といった物語や日記の作者から、朧月夜・明石・浮舟といった『源氏物語』にでてくる女性たち10人。
古典の名作で描かれる女性たちは、どのような時代をどのように生きたのかを瀬戸内 寂聴の視点でひも解く。


この時代(平安時代?)の女性たちを語るうえで避けて通れないのが、恋や結婚といった男女の関係。

優しすぎで自分を押し殺してしまうひと、浮気な夫を待ち続けながらも素直になれないひと、2人の男性を愛してしまったひと、限りなく純粋であり続けたひと‥‥
みんな一夫多妻制という制度、そして女は男を待つことしかできない、そいうった時代背景に苦しめられています。

そんな中で、虫めづる姫君の生き生きと輝いていること!
『堤中納言物語』という物語にでてくる、その名の通り虫を可愛がるかなり変わった姫です。
世間の常識や物事のうわべだけにとらわれず、確固たる信念を持って生きている姿は、現代に照らし合わせても素敵だと思う。
思わず‘これって現代を舞台にしたらドラマ化とかもいけるんじゃ‥‥’って考えてしまった。
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by MameBean | 2006-04-05 17:06 |     ─小説・エッセイ