図書館で借りた本の読書記録です 基本的にミステリ好き


by MameBean
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十字屋敷のピエロ

十字屋敷のピエロ (講談社文庫)

東野 圭吾 / 講談社


持ち主に不幸なことが起るというピエロの人形を買い求めた女社長が自殺した。人形師がその人形をとりもどしにきた時、またしても死が訪れる‥‥。

雑誌CREAで東野圭吾特集をやってた時に、事件の目撃者がピエロの人形というのがおもしろそうだと思って借りてみました。ピエロだけが知っている犯行の状況や犯人がピエロの視点で描かれます。

事件は東西南北に張り出した十文字の形をしたお屋敷でおこります。東野氏の作品で屋敷の見取り図って意外な感じがします。
こんな特殊なお屋敷で、見取り図までつくからにはこの形がトリックに関係しているのは容易に想像できます。そのトリックに意外性はありませんでしたが、トリックにまつわる伏線が細かいのがさすが東野氏だと思わせるもの。しかも解説によると、執筆当時、東野氏は30代だったとか。
また最後の最後で、操り人形師のように影で糸を引いていた人物の存在がほのめかされ、いい意味で(?)後味の悪い作品になっています。
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by MameBean | 2009-10-20 18:18 | 借りた本─ミステリ