図書館で借りた本の読書記録です 基本的にミステリ好き


by MameBean
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恋文の技術

恋文の技術

森見 登美彦 / ポプラ社


京都を離れ能登で研究をせねばならなくなった守田一郎が、知り合いや友人にあてた手紙。

守田一郎が文通武者修行と称して、友人や先輩、教え子の少年などに出した手紙だけで構成されてます。相手からの返事は載っていませんが、どんなことが書かれていてどんな出来事があったのかが伝わってきます。そのうち文通相手がリンクしてきて、これがアノ人でこれが‥‥というのが分かってくるのが面白い。まさかのつながりとかあったりもして。同じ出来事でも主人公が変われば全く違う物語になったりするのですね。
この守田一郎は、いかにも森見氏の本に出てきそうなダメダメ人間。ここまで○っ○い、お○ぱ○書くというのもいかがなものかと思いますよー。そして作家・森見登美彦も登場し、ホントか嘘か分からないけど「夜は短し」誕生秘話が描かれています。あー、私もすき焼き食べたい。そして高等遊民になりたい。

守田一郎が恋文の技術を習得できたかどうかは、その後の手紙がないので分かりませんが、最後の伊吹夏子さんへの手紙を読むと、文通武者修行も無駄じゃなかったなぁと思わせてくれます。
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by MameBean | 2009-09-09 18:17 |     ─小説・エッセイ