図書館で借りた本の読書記録です 基本的にミステリ好き


by MameBean
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ガリレオの苦悩

ガリレオの苦悩

東野 圭吾 / 文藝春秋


“悪魔の手”と名乗る者から、警察と湯川に挑戦状が届く。事故に見せかけて殺人を犯しているというが‥‥(攪乱す)。

マンションから女性が転落、部屋には鍋が転がっていた「落下る(おちる)」、湯川の恩師宅で炎が上がり、焼け跡から息子の遺体が見つかった「操縦る(あやつる)」、湯川がペンションを経営する友人に密室の解明を頼まれる「密室る(とじる)」、老女が殺され、自宅から金塊が盗まれる「指標す(しめす)」“悪魔の手”と名のる人物から挑戦状が叩き付けられる「攪乱す(みだす)」

容疑者Xの事件以来、警察の捜査に協力しなくなった湯川が、再び警察に協力する本作。
というのも湯川自身が事件と深く関わっている場面が多いから。トリックや犯人を暴けばそれでいいわけではなくなり、それゆえタイトルの「苦悩」に繋がっている気がします。
その過程で、探偵ガリレオではいまいちつかみきれなかった湯川の人間性も少し分かってきました。湯川=福山雅治にすんなり変換できたせいかもしれません。
ドラマ化後に書かれたものなので、ドラマのキャストをイメージして書いているような感じがします。「落下る」と「操縦る」は『ガリレオΦ』としてドラマ化されてますね。

そうそう、内海刑事は小説では本作から登場なんですね。女だからとなめられないように強がることもあれば、お世話になった方にお礼状を書いたりと女性らしい細やかな気遣いを見せる場面もあったり。あ、でも湯川先生にもお礼状、出してあげないとー。
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by MameBean | 2009-07-29 17:15 | 借りた本─ミステリ