図書館で借りた本の読書記録です 基本的にミステリ好き


by MameBean
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硫黄島からの手紙

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第二次世界大戦中の硫黄島での36日間にも渡る激戦を描いた作品。

硫黄島での戦争をアメリカの視点で描いたのが『父親たちの星条旗』。そちらとあわせて「硫黄島プロジェクト」となっています。『父親たちの…』はまだ観ていませんが、ふたつの視点で撮ることで偏った描き方にならないようにしているんですね。
そのあたりはさすがクリント・イーストウッド。
台詞のほとんどは日本語で、アメリカ人もあまり出てきません。日本が舞台なのに外国人が日本人役をやったり日本人が流暢な英語をしゃべる、というようなとある映画みたいなことはありません。また、出てくるアメリカ人もことさら悪人のように描いたりすることもありません。父親たちの…の方でもきっと日本人を悪人のように描いたりはしていないんでしょうね。

勝ち目のない戦いと分かっていてもアメリカ軍の日本本土への上陸を阻止するためには、硫黄島は死守しなければならない。その任務を任されたのがアメリカでの生活経験もある栗林中将。アメリカ軍の日本上陸を少しでも遅らせるためにとったのは地下にもぐること。少ない兵力で少しでも長く持ちこたえるためにとられた方法だけど、想像を絶する過酷な環境だったと思います。

硫黄島からの手紙とは栗林中将やニノ演じる西郷などが、家族へあてた手紙のこと。西郷は妻とパン屋を営んでいた。ニノっていまだに高校生ぐらいのイメージなので妻!?って思っちゃいますが、もう25歳なんですよねー。

捕虜になるくらいなら自決することが求められていた時代に、必死で生き残ろうとした西郷。体罰を認めず、自決をも禁じた栗林中将。犬を殺すことができなくて憲兵をクビになった清水。こんな時代にあって自分の信念を貫ける人たちがいたのは驚きです。
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by MameBean | 2009-06-15 18:12 | 映画・DVD